本記事ではおすすめの工数管理ツールを、下記のニーズ別にご紹介いたします。
- プロジェクト(案件)ごとの収支を管理したい場合
- タイムトラッキングを行いたい場合
- タスク管理を行いたい場合
- プロジェクト全般を管理したい場合
- 工数管理に特化したい場合
- プロセスマイニングを行いたい場合
- 労務管理も合わせて行いたい場合
ツールの選び方や導入するメリットについても解説いたしますので、工数管理ツールの導入を検討されている企業様はぜひ参考にしてください。
「工数管理ツールを探しているけど時間がない」という方は、ぜひ下記の比較表をご覧ください。最新の工数管理ツールの機能や料金を一覧でまとめています。
⇒【2024年最新版】工数管理ツール比較表を無料配布中!
目次
工数管理ツールの種類
工数管理ツールは大きく2つの種類に分けられます。
オンプレミス型
オンプレミス型とは、端末上に直接ソフトウェアをインストールして使うツールのことです。インターネットに接続せず利用ができるため、端末さえ紛失しなければセキュリティ上のリスクは比較的低いと言えます。
しかし導入や運用には技術的な知識が必要になるため、担当のエンジニアを社内に常駐できなければ難しいでしょう。また、初期費用は後述するクラウドサービス型よりも高くなる傾向にあります。
クラウドサービス型
クラウドサービス型とは、ブラウザやアプリを通じて利用できるツールのことです。近年では操作性の高いツールが増え、その利便性から導入する企業も増えてきました。
オンプレミス型と異なり、インターネットに繋がっていれば基本的にはどの端末からでもアクセスが可能です。基本的には導入から運用まで技術的な知識がなくても問題ないため、安心して利用できます。
また、初期にかかる費用や工数はオンプレミス型よりも低い傾向にあるため、導入ハードルが比較的低いと言えるでしょう。
▼クラウド型の工数管理ツールについては下記記事もご参照ください
工数管理ツールの選び方
工数管理ツールを選ぶ際には、下記のポイントを確認してください。
- 工数の入力は簡単か
- レポート画面は見やすいか
- 必要な機能は備わっているか(勤怠管理や原価計算など)
- 費用は予算内に収まるか
- 無料トライアルで操作性を確認できるか
とくに「工数の入力は簡単か」「レポート画面は見やすいか」の2点については、重点的に確認することをおすすめします。
工数管理に取り組むために、かえって管理に負担がかかってしまえば元も子もありません。実際に使用する画面を見て、操作性に問題がないかを確認したうえで導入を決めましょう。
また、工数管理ツールでは下記のような機能が搭載されている場合が多いです。自社に必要な機能を見極めて、ツールを選定してください。
- タスク管理
- 進捗確認グラフ(ex:ガントチャート)
- コミュニケーションチャット
- 予実管理、収支管理
- 勤怠管理
▼工数管理ツールの「選び方」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください
>累計4,000社以上の企業が導入した工数管理ツール「TimeCrowd」のサービス資料はこちらから
おすすめの工数管理ツール40選
おすすめの工数管理ツールをご紹介いたします。下記の種類別にご紹介いたしますので、自社のニーズに該当するものを参考にしてください。
- プロジェクト(案件)ごとの収支を管理したい場合
- タイムトラッキングを行いたい場合
- タスク管理を行いたい場合
- プロジェクト全般を管理したい場合
- 工数管理に特化したい場合
- プロセスマイニングを行いたい場合
- 労務管理も合わせて行いたい場合
プロジェクト(案件)ごとに収支管理をしたい場合
プロジェクト(案件)ごとに収支管理をしたい方にはTimeCrowd(タイムクラウド株式会社)がおすすめです。
従業員が打刻したデータをもとに「どの業務に・どれくらい時間をかけたのか」をリアルタイムで確認できます。また、従業員ごとに時間単価を設定しておけば、プロジェクトごとの人件費も自動で算出することが可能です。
「想定以上に時間をかけているプロジェクトがないか」を確認することで、プロジェクトが赤字になるのを防ぐことができます。
プロジェクトにかかる費用のなかで、人件費の占める割合が高いシステム開発・Web制作・コンサルティングなどの受託型ビジネスの企業様におすすめのツールです。
TimeCrowdでは、下記3つのSTEPで工数管理を実現できます。
- 従業員がタスクの開始時と終了時に業務内容を選択して打刻(※)
- 管理者はレポート画面から、チームやメンバーごとに稼働状況を確認
- 稼働データをもとにボトルネックとなる業務を特定・改善
収集したデータは、業務カテゴリーごと・メンバーごとにグラフで自動集計されるため、プロジェクトごとに要した時間や人件費をひと目で確認することができます。
▼TimeCrowdのレポート画面
「業務内容を可視化すること」に特化したツールなので、操作性がシンプルで管理に負担がかからない点が特徴です。
▼導入企業数は4,000社以上。TimeCrowdの導入事例は下記記事からご確認ください
少しでもご興味のある方は下記のサービス資料から、詳細な機能や料金プランについてご確認ください。
工数管理ツール「TimeCrowd」の資料をダウンロードタイムトラッキングを行いたい場合
タイムトラッキングとは、タスクのごと所要時間を記録することを意味します。「どの業務に・どれくらいの時間をかけているのか」という業務状況を可視化して、分析や改善に役立てることができます。
おすすめは下記のツールです。それぞれ詳しく解説いたします。
- Time Designer
- Toggl
- Clokify
- ATracker
Time Designer
Time Designerは、タスクの管理と作業時間の記録が可能なツールです。具体的には、下記のような機能が搭載されています。
- プロジェクト、タスク管理
- 作業時間の記録
- カレンダー
- ガントチャート
- カンバンボード
- Googleアカウントとの連携
- チーム同士のコラボレーション機能
タスクの進捗状況を可視化できるほか、工数レポートをExcelで出力することも可能です。
チーム間で作業予定や作業実績を共有できるため、連携が取りやすいというメリットもあります。
■料金プラン(月額払いの場合)
- Basicプラン:0円
- Proプラン:1ユーザー550円/月
- Businessプラン:1,078円/月
Toggl
出典:Toggl
Toggle Trackは、作業時間の計測に特化したツールです。タスクを登録して開始ボタンを押すだけというシンプルな操作性で、簡単に作業時間を記録することができます。
タスクをグループ化することで、各グループごとの作業時間をグラフで確認できるため、特に時間をかけている分野を特定するのに役立ちます。
■料金プラン(年間払いの場合)
- Free:0ドル
- Starter:1ユーザーにつき9ドル/月
- Premium:1ユーザーにつき18ドル/月
- Enterprise:お問い合わせ
Clokify
出典:Clockify
Clockifyは時間管理のほか、マネジメント機能やレポート機能などを利用できるツールです。具体的には、下記のような機能が搭載されています。
- 時間管理機能:タイマー、タイムシート、カレンダー
- レポート機能
- マネジメント機能:スケジュール、タイムオフ(欠勤、休暇を管理)、承認、請求、経費
タスクごとの所要時間を簡単に計測できるほか、人件費を登録すればプロジェクトごとの収支管理にも役立ちます。
また、休暇や勤怠についてのスケジュール管理も可能です。時間計測の機能とタイムシートの機能は、ユーザー数や期間に制約がなく無料で利用できます。
■料金プラン(年間払いの場合)
- BASIC:1ユーザーにつき3.99ドル/月
- STANDARD:1ユーザーにつき5.49ドル/月
- PRO:1ユーザーにつき7.99ドル/月
- ENTERPRISE:1ユーザーにつき11.99ドル/月
ATracker
出典:ATracker
ATrackerは、作業時間の計測やタスクのリマインド、カレンダー機能を搭載したツールです。
シンプルな操作性で、レポート機能からスケジュールや稼働状況を直感的に把握することができます。
また、Apple Watchと連動することで、従来のツールではスケジュール管理や工数管理の定着が難しかったユーザーでも、無理なく習慣化を図ることができます。
■料金プラン(iOSの場合)
- ATracker:Free
- ATracker PRO:4.99ドル(one time cost)
- Premium:2.99ドル/月
▼おすすめの時間管理ツールについては下記記事で解説していますので、あわせてご確認ください
タスク管理を行いたい場合
タスクの内容・作業時間・必要な人数をそれぞれ把握することで、工数の見積もりや管理に役立てることができます。
おすすめは下記のツールです。それぞれ詳しく解説いたします。
- Trello
- Todoist
- Jira Software
- チームスイートタイムス
- Jooto
Trello
出典:Trello
Trelloは、カンバンボード形式でタスクを管理できるツールです。以下の機能でタスクやスケジュールを管理できます。
- タスク管理
- タイムライン、カレンダー
- レポート機能
カレンダービューから、チームメンバーのスケジュールと担当タスクを把握できます。マーケティングチームや開発プロジェクトなど、細かいタスクが多発する現場でも活用することが可能です。
SlackやGoogleDriveといった外部ツールと連携することで、さらなる利便性の向上を期待できます。
■料金プラン
- FREE:0ドル
- STANDARD :1ユーザーあたり5ドル/月
- PREMIUM:1ユーザーあたり10ドル/月
- ENTERPRISE:1ユーザーあたり17.50ドル/月
Todoist
出典:Todoist
Todoistは、タスク管理に特化したツールです。タスクの登録やリマインドなどを直感的な操作で行うことができます。
個人のタスクリストとしても利用できますが、下記の機能によってチームのプロジェクト管理にも活用することができます。
- 担当者への振り分け
- カンバンボードでのタスク管理
- メールでのタスク登録
- カレンダーとの連携
- ファイルアップロード機能
レポート画面から稼働時間を確認できるため、業務改善や生産性向上のための現状把握にも役立ちます。
■料金プラン(年間払いの場合)
- 初心者プラン、スタータープラン:0円
- プロプラン:25ユーザーまで488円/月
- ビジネスプラン:ユーザー無制限、688円/月
Jira Software
Jira Softwareは、下記の機能によってタスク管理やワークフローの作成ができるツールです。
- タスク管理
- ロードマップ
- ワークフロー管理
- レポート機能
タスクの割り当てやサブタスクの作成などを自動化できるほか、ワークフローの作成や管理も可能です。
Adobe・Figma・GitHub・Slack・Microsoft Teamsなど、3,000種類以上の外部ツールと連携して、利便性の向上を図ることができます。
■料金プラン
- Free:0円(ユーザー数10人まで)
- Standard:1ユーザーあたり1,070円
- Premium:1ユーザーあたり2,090円
- Enterprise:お問い合わせ
チームスイートタイムス
出典:チームスイートタイムス
チームスイートタイムスは、タスクの記録や管理・工数計算・日報を1つのプラットフォームで行えるツールです。
業務状況を可視化することで、プロジェクトのスムーズな進行や業務改善に役立てることができます。
■料金プラン
- お問い合わせ
Jooto
出典:Jooto
Jooto(株式会社PR TIMES)は、カンバン方式の工数管理ツールです。ふせんを貼ったり、はがしたりする感覚で使えるシンプルな操作性から、誰でも簡単にご利用いただけます。
導入から利用定着までの充実したサポートが特徴です。プロジェクトを成功に導くスペシャリストから、オンラインセミナー・個別相談・電話サポートなどを通じて手厚いサポートを受けられます。
4人までのチームであれば基本機能を無料で利用できるため、小規模なチームからまずはご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
■料金プラン
- 無料プラン
- スタンダードプラン:1ユーザーあたり500円/月
- エンタープライズプラン:1ユーザーあたり1,300円/月
▼おすすめのタスク管理ツールについては下記記事でも解説していますので、あわせてご確認ください
プロジェクト全般を管理したい場合
ツールひとつでプロジェクト全般を管理したい場合には、下記のようなツールがおすすめです。
- Backlog
- monday.com
- TimeTracker NX
- TimeTracker NX
- Redmine(My Redmine)
- Wrike
- Asana
- ZAC
- Enkin GT
- Lychee Redmine
- ZOHO Projects
- Smartsheet
- TeamHack
Backlog
出典:Backlog
Backlog(株式会社ヌーラボ)は、プロジェクト管理に必要な機能を包括的に搭載したツールです。具体的には下記のような機能があります。
- 担当者や期日の設定
- 作業進捗の見える化
- テキストや絵文字を使ったチャット
- プロジェクトの課題共有
- SVNやGitを使ったソースコード管理
「カンバンボード」「ガントチャート」「バーンダウンチャート」など、目的に応じた手法でプロジェクト管理が可能です。また、36種類のアイコンやいいね機能を用いて、コミュニケーションの円滑化も実現できます。
社内事情によってクラウドサービスの利用が難しい場合でも、サーバーにインストールして利用が可能です。官公庁や金融機関などの高いセキュリティが必要な現場でも活用されています。
最初の30日間は無料で利用できるため、ご興味のある方はぜひご検討ください。
■料金プラン
- スタータープラン:2,970円/月
- スタンダードプラン:17,600円/月
- プレミアムプラン:29,700円/月
- プラチナプラン:82,500円/月
monday.com
出典:monday.com
monday.com(monday.com社)は、世界中で152,000人以上から利用されているツールです。リアルタイムで誰がどのタスクを担当しているのか、誰がいま手が空いているのかを一目で確認することができます。
ガントチャートやカンバンチャートなど、20以上のグラフ機能で業務を可視化。50以上の他社ツールとも連携が可能です。
具体的には下記のような連携ができます。
- Outlook
メールの内容を自動的に反映。社内外のやり取りをツール上で管理できます。 - Slack
Slack内でデータを作成したりファイルを共有したりできます。 - Trello
Trelloで作成したタスクをツール内に自動で取り込みます。
また、通知・ステータスの変更・アイテムの移動など、100以上の自動化メニューでプロジェクト管理の工数も削減可能です。
■料金プラン
- 個人:無料
- ベーシック:1ユーザーあたり1,300円/月
- スタンダード:1ユーザーあたり1,650円/月
- プロ:1ユーザーあたり3,200円/月
- エンタープライズ:お問い合わせ
TimeTracker NX
TimeTracker NX(株式会社デンソークリエイト)は、ソフトウェア開発の現場で培われたプロジェクト管理の知見が反映されたツールです。
WBSやガントチャートを用いた工数管理・リアルタイムの進捗確認・プロジェクトの横断管理など、各種機能が充実しています。
1分でできる工数入力が特徴で作業担当者に負担がかかりません。工数管理は最小5人から最大3,000人規模まで対応可能です。大小問わずさまざまなプロジェクトでご活用いただけます。
■料金プラン
- クラウドサービス:お問い合わせ
- オンプレミス:
Standard Edition:85,800円(5ライセンスの場合)〜
Professional Edition:171,600円(5ライセンスの場合)〜
Redmine(My Redmine)
出典:Redmine
Redmineはオープンソース型(※)の工数管理ツールです。
※ソースコードが無償で一般公開されており、誰でも改良や再配布を行えること
自社サーバーにインストールすることで誰でも無料で利用が可能です。用途としてはタスク管理やプロジェクト管理のみならず、問い合わせ対応、バグの登録や追跡などでも利用されています。
■料金プラン
- 無料
また、オープンソース「Redmine」をもとにしたクラウドサービス「My Redmine(ファーエンドテクノロジー株式会社)」も提供されています。本ツールでは、プロジェクトに関する情報(例えばタスク・工数・作業時間・マニュアルなど)を一元的に管理できます。
出典:My Redmine
ユーザー数1,000人までは月額8,000円で利用可能。申し込みから翌月末までは無料でお試しいただけます。
無料トライアル期間中は機能制限なし、即日で利用を開始できるため、少しでも興味のある方はぜひお申込みください。
■料金プラン
- スタンダード:月額11,000円(税込)
- ミディアム:月額15,400円(税込)
- エンタープライズ:月額30,800円(税込)
Wrike
出典:Wrike
Wrike(Wrike Japan株式会社)は、タスク・スケジュール・チャットなどのプロエジェクト管理に必要な情報を一元管理できるツールです。2006年のサービス提供開始から、世界中20,000社以上の企業で活用されてきました。
ワンクリックで調整可能なガントチャートを代表例として、ドラッグ&ドロップで直感的に動かせるシンプルな操作性が特徴です。また、カスタマイズ性の高いダッシュボードで、管理者はプロジェクトの状況を瞬時に把握することができます。
プロジェクトに関する情報をWrikeに集約することで、管理者が現状を正確に把握できるほか、新たに加わったメンバーのキャッチアップにも役立ちます。市場競争の激しい業界のなかで、プロジェクト管理でビジネスを加速させたいと考える企業様におすすめのツールです。
■料金プラン
- Free:無料
- Professional:1ユーザーあたり$9.80/月
- Business:1ユーザーあたり$24.80/月
- Enterprise:お問い合わせ
Asana
出典:Asana
Asanaは世界190カ国で利用されているツールで、ガントチャートやリストビュー形式など、多種多様なかたちで工数管理を実現できる点が特徴です。
また、200種類以上の外部ツールと連携が可能なため、現在ご利用中のツールと連携をすることで、重要な情報を見やすいように管理することができます。
▼連携例
- Slack:Slack上でAsanaのタスク追加・コメント投稿が可能
- Google カレンダー:Asana上のタスクをGoogle カレンダーに追加が可能
- Gmail:Gmailで受信したメールをAsana上のタスクに変更が可能
レポート機能では、チームの進捗を「順調」「リスクあり」「要対応」のステータスで確認できます。ひと目で進捗状況がわかるため、管理に手間がかからない点も大きな特徴だといえるでしょう。
■料金プラン
- Basic:無料
- Premium:1ユーザーあたり1,200円/月
- Business:1ユーザーあたり2,700円/月
ZAC
出典:ZAC
ZACはシステム開発業・広告制作業などのプロジェクト型ビジネスに特化したクラウドERPです。ベンチャー企業から上場企業まで国内850社以上で導入されています。
工程管理機能にて、ガントチャートを作成して進捗管理をすることが可能です。未対応タスクがあればアラート機能で通知が届くため、作業の抜け漏れを防ぎ、滞りのない業務運営ができるでしょう。
また、リアルタイムでプロジェクトごとの収支状況を確認することもできます。赤字案件を即座に把握して、改善へのアクションを検討できる点も大きな特徴です。
■料金プラン
- 一括ライセンス型:お問い合わせ
- 月額ライセンス型:お問い合わせ
Enkin GT
出典:EnkinGT
EnkinGTは、翻訳機能がついたプロジェクト管理ツールです。
タスク管理やガントチャートといったプロジェクト管理機能を16カ国の翻訳機能とともに利用できるため、海外の顧客や開発チームとプロジェクトを遂行するのに役立ちます。
■主な機能
- タスク管理
- カンバンボード
- タイムライン
- ガントチャート
- チームステータス(メンバーの勤務状況可視化)
- SlackやChatwork、Asanaなど外部ツールとの連携
■料金プラン
- フリー:10ユーザーまで無料
- スターター:10ユーザー1,000円/月
- ノーマル:ユーザー無制限8,500円/月
- グローバル:ユーザー無制限15,000円/月
- プロフェッショナル:1ユーザーあたり900円/月
Lychee Redmine
Lychee Redmineは、ガントチャート・タスク管理・工数管理の機能など、プロジェクト管理に必要な機能を揃えているツールです。
■機能
- ガントチャート
- タスク管理
- 工数管理
- コスト算出機能
- レポート機能
多様なレポートからプロジェクトの分析ができるほか、複数のプロジェクトの進捗状況を横断で把握することもできます。
作業単価やコストを登録できるため、プロジェクトごとの収支計算や収支予測も可能です。
■料金プラン
- フリー:1ユーザーあたり0円/月
- スタンダード:1ユーザーあたり900円/月
- プレミアム:1ユーザーあたり1,400円/月
- ビジネス:1ユーザーあたり2,100円/月
ZOHO Projects
ZOHO Projectsは、タスク管理・時間管理・ガントチャート・カンバンボードなどの機能でプロジェクト管理ができるツールです。
■主な機能
- カンバンボード
- ガントチャート
- カレンダー
- ブループリント(ワークフロー設計)
- 時間記録、管理機能
- 稼働状況レポート
ZOHO Projectsは、ZOHO CRMやZOHO Peopleといった他のZOHOシリーズの製品と連携できるため、社内のさまざまなプロジェクトや業務に取り入れて、社内全体で業務効率を図ることが可能です。
■料金プラン(年間契約の場合)
- 無料:0円(3ユーザーまで)
- プレミアム:1ユーザーにつき600円/月
- エンタープライズ:10ユーザーまで1,200円/月
Smartsheet
出典:Smartsheet
Smartsheetは、プロジェクト管理におけるさまざまなプロセスを1箇所に集約したプラットフォームです。全員が同時に作業を行えるため、プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握できます。
Zoom・Tableau・Slack・Salesforceといった外部ツールと連携できるため、既存の業務プロセスに取り入れやすい点もメリットです。
また、ガントチャートやスケジュールなどの豊富なテンプレートが用意されているため、プロジェクト管理に慣れていなくても着手しやすい点が特徴です。
■主な機能
- プロジェクト計画、管理
- リソース管理
- 予算管理
- 分析、レポート
- ワークフロー自動化
■料金プラン(1年に1回請求)
- 無料:0円
- プロ:1ユーザーにつき784円/月
- ビジネス:1ユーザーにつき2,768円/月
- エンタープライズ:お問い合わせ
TeamHack
出典:TeamHack
TeamHackは、プロジェクト管理に必要な機能を集約したツールです。
タスク管理や時間計測はもちろん、作業工程の達成度を把握したり、仕様書の共有をしたり、チャットコミュニケーションを行ったりすることもできます。
■主な機能
- タスク管理
- 仕様書や情報の共有
- 時間計測
- タスクごとのチャット機能
- 複数プロジェクトの一括管理
■料金プラン(年間契約の場合)
- お試しプラン:1ユーザー0円
- ビジネス:1ユーザーにつき1,200円/月
- フリーランス:1ユーザーにつき1,500円/月
▼プロジェクト管理ツールについては下記記事でも解説していますので、あわせてご確認ください
>プロジェクトごとの収支管理ができる工数管理ツール「TimeCrowd」のサービス資料はこちらから
工数管理に特化したい場合
複雑な機能は不要で「工数管理に特化したツールを導入したい」という場合には、下記のようなツールがおすすめです。
- CrowdLog
- Pace
- Jooto
- Brabio!
- freee プロジェクト管理
CrowdLog
CrowdLog(株式会社クラウドワークス)は直感的な入力操作から、作業担当者に負担のかからないシンプルな工数管理ツールです。
Google カレンダーやOutlook カレンダーと連携をすることで、タスクの入力作業を半自動化させることができます。スマートフォンからの入力も可能なため、テレワークや出張の多い業種にも適しているでしょう。
■料金プラン
- 要お問い合わせ
Pace
出典:Pace
Pace(株式会社リーピー)は、Web制作会社やデザイン会社向けの工数管理ツールです。毎日の日報データをもとに、顧客や案件ごとの利益状況を可視化することができます。
利用方法は簡単です。
- メンバーごとに時間単価(人件費)を設定する
- 案件ごとに顧客名や売上を登録する
- 日報として、作業内容と作業時間を記載する
営業利益の高い案件順に並び替えたりなど、分析機能も充実しています。
単価・販売数・原価・固定費などの変数を調整して利益シミュレーションの算出も可能です。経営戦略の策定にも役立つでしょう。
■料金プラン
- 1ユーザーあたり550円/月
Brabio!
出典:Brabio!
Brabio!は5人までは無料で使える工数管理ツールです。工数管理の機能に特化しているため「進捗報告はカーソルを動かすだけでOK」「進捗が気になるタスクがあればワンクリックで進捗報告を依頼できる」など、シンプルな操作性が特徴です。
また、カレンダー機能から「チーム内で・今・誰が忙しいのか」をひと目で確認することができます。テレワークで離れて働いている場合でも、ちょっとしたタスクの依頼などがしやすくなるでしょう。
無料プランではメールアドレスだけで、登録から1分で操作を開始できます。
■料金プラン
- 無料プラン
- エントリープラン:3,300円/月(10ユーザーの場合)〜
- ミッドレンジプラン:33,000円/月(100ユーザーの場合)〜
freee プロジェクト管理
freee プロジェクト管理は自動で工数分析ができるツールです。
GoogleカレンダーやOffice365 Outlookと連携をして、簡単に工数入力をすることができます。シンプルなUIが特徴で、複雑な操作がなくドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で工数管理を行うことが可能です。
また、入力された工数データは自動でプロジェクト別・作業内容別に集計されるため、いつでもプロジェクトの収支状況を確認できます。
■料金プラン
- 年額払い:メンバーは1ユーザーあたり500円/月、管理者は1ユーザーあたり2,000円/月
- 月額払い:メンバーは1ユーザーあたり600円/月、管理者は1ユーザーあたり2,400円/月
>累計4,000社以上の企業が導入した工数管理ツール「TimeCrowd」のサービス資料はこちらから
プロセスマイニングを行いたい場合
プロセスマイニングとは、イベントログ情報を収集・分析して、実際の業務プロセスを抽出したり業務改善に役立てたりする手法のことです。
プロセスマイニングを行うためには、パソコンの使用履歴や勤怠情報をもとに稼働データを取得する必要があります。
プロセスマイニングを行うのに役立つ下記のツールを紹介します。
- Qasee
- MITERAS仕事可視化
- Asset View
- Eye24-7
- MeeCap
- Arkプロセスマイニング
- D-Analyzer
Qasee
出典:Qasee
Qaseeは、稼働時間から業務コストを算出してプロジェクトの収支計算ができるツールです。
タスクの登録や単価・人件費の設定、稼働予定時間の登録ができます。実際の作業時間を計測して自動でコスト計算を行うため、予実管理にも役立てられます。
また、タスクの仕分けを一度行えば設定が学習されて、以降の紐付けをサジェストしてくれるため、タスク登録の負荷も減らすことができます。
AI業務診断分析・組織分析機能・リスクアセスメント機能も搭載されており、業務改善や生産性向上のための現状把握にも役立てられます。
■料金プラン
- お問い合わせ
MITERAS仕事可視化
出典:MITERAS仕事可視化
MITERAS仕事可視化は、リモートワークでの稼働状況を可視化できるツールです。
アプリケーション利用やマウス稼働といったPCログから稼働状況を把握でき、勤怠データとの乖離もシステム上で突合できます。
隠れ残業や隠れ休日出勤などをなくして、ホワイトな働き方を実現するのに役立つツールです。
■料金プラン
- 1ユーザーにつき210円/月(プランや人数に応じて変動)
Asset View
出典:Asset View
Asset Viewは、IT資産管理やログ管理など、統合的にIT運用管理ができるツールです。企業の方針や状況に合わせて、クラウドかオンプレミスかを選ぶことができます。
プランはスタートアップ・スタンダード・アドバンスドの3つがあり、スタンダードでは情報漏洩対策の機能を、アドバンスドではマルウェア対策や不正アクセス制御などの機能を利用できます。
PC操作ログやメール監視・分析機能もあり、プロセスマイニングに役立てることが可能です。
■主な機能
- PC更新管理
- マルウェア対策
- PC操作ログ管理
- メール監視・分析
- ファイル暗号化
- IT資産管理
- モバイルデバイス管理
■料金プラン
- お問い合わせ
Eye24-7
出典:Eye24-7
Eye24-7は、パソコンの操作ログを取得して業務状況を可視化するツールです。
「誰が・いつ・どのような操作をしたのか」を記録して、ダッシュボードで表示します。
業務内容の把握や勤怠時間との乖離を把握しやすくなり、プロセスマイニングや働き方改革にも役立てられます。
■主な機能
- 業務状況分析
- ダッシュボード
- 日報/月報
- セキュリティ対策・除法漏洩対策機能
- 外部メディア・外部機器の使用制御機能
■料金プラン
- 月額500円〜/1ライセンス
MeeCap
出典:MeeCap
MeeCapは、従業員のワークログを収集して、業務の可視化や分析を行えるツールです。
ワークログから適切なプロセスを抽出して、プロセス図が自動的に生成されるため、プロセス改善・業務改善・生産性向上窓に役立てられます。
お問い合わせなどの案件処理数や処理時間を記録してグラフで表示できるため、従業員一人ひとりのパフォーマンスを定量的に測定することが可能です。
■主な機能
- Transaction Count
- 分析ダッシュボード
- 行動ログ取得機能
■料金プラン
- お問い合わせ
Arkプロセスマイニング
出典:Arkプロセスマイニング
Arkプロセスマイニングは、業務のログデータを取得して、工数分析やプロセス解析を行うツールです。
工数分析機能では過去と現在の工数比較が可能なため、効果測定にも役立てられます。また、業務のプロセスを自動表示する機能があり、プロセス改善や業務改善に役立てることが可能です。
■主な機能
- ログ取得
- 工数分析
- プロセス解析
- 施策管理
■料金プラン
- お問い合わせ
D-Analyzer
出典:D-Analyzer
D-Analyzerは、業務のログを自動で収集・可視化できるツールです。パソコンの操作ログを自動で収集・分析して、操作内容ごとの分類や業務パターンの集計を行います。
収集したビッグデータは、業務フローを比較したり、RPA化できそうな業務を洗い出したりすることに役立てられます。また、業務負担の偏りや適切な人員配置の把握にも活用できるため、業務効率化・業務改善につなげることが可能です。
■主な機能
- 操作ログの自動取得
- 業務のフローチャート化
- ビッグデータ分析
- ダッシュボード表示
■料金プラン
- お問い合わせ
▼業務可視化に役立つツールは下記記事でもご紹介していますので、あわせてご確認ください
労務管理も合わせて行いたい場合
作業工数と勤怠データを照らし合わせることで、より正確に従業員の労務状況を把握することができます。
工数管理と労務管理を合わせて取り組みたい場合には、下記のツールがおすすめです。
- チムスピ工数
- ジョブカン勤怠管理
- 就業役者
- AKASHI
- KING OF TIME
- FUJITSU Software TIME CREATOR
チムスピ工数
出典:TeamSpirit
チムスピ工数は国内契約数1,800社を超える工数管理ツールです。スケジューラーを元に工数を自動的に割り当てたり、PCやモバイルから直感的な操作で工数入力ができたりなど、従業員の負担を最小限に抑えように開発されています。
勤務時間と工数時間を照合し、正確なデータを算出することも可能です。「誰が・どんな働き方をしているのか」を可視化することで、生産性向上の推進に役立ちます。
■料金プラン
- 1ユーザーあたり月額300円(税別)
ジョブカン勤怠管理
出典:ジョブカン勤怠管理
クラウド勤怠システムとして国内150,000社以上で活用されているジョブカン勤怠管理(株式会社 DONUTS)ですが、じつは工数管理の機能も備えています。
管理者がプロジェクトやタスクを登録して、作業者が工数入力をするというシンプルな仕様が特徴です。
工数入力は予め入力ルールを設定しておけば、メンバーの負担を最小限に抑えられます。また、メンバーやタスクごとの工数データの合計値を集計することも可能です。
■料金プラン
- 無料プラン:0円/月
- 有料プラン:1ユーザーあたり200円/月〜
就業役者
出典:就業役者
就業役者(株式会社システムサポート)は工数管理と勤怠管理、2つの役割を果たすツールです。従業員が日々の作業を1日分まとめて入力することで、管理者は「どのプロジェクトにどれだけの工数をかけているか」を瞬時に把握することができます。
また、勤怠管理システムとして基本的な機能もきちんと搭載されています。
- 打刻
- 勤怠管理(リアルタイム)
- 休暇申請
- 給与システムとの連携
- 時間外労働の確認
給与システムとの連携など、IT知識が必要となる分野では、導入時に専任のSEからサポートを受けられます。
■料金プラン
- 1ユーザーあたり月額200円/月〜
AKASHI
出典:AKASHI
勤怠管理システムとして認知度の高いAKASHIですが、プレミアムプランでは工数管理表を作成することができます。
下記のような、一通りの機能が備えられています。
- プロジェクト設定
- タスク設定
- 従業員のプロジェクト参加
- 賃率・時給の設定
- プロジェクト管理の権限設定
稼働状況のグラフ作成
プロジェクトは5,000件まで作成が可能です。1つのプロジェクトにつき100件までタスクを登録することができます。
プロジェクトごとに、どの業務に「何時間かけたのか」「(人件費として)いくらかけたのか」を確認することも可能です。
■料金プラン
- タイムレコーダー:200円/人
- スタンダード:300円/人
- プレミアム:400円/人
※工数管理機能はプレミアムプランでのみ利用可能です
KING OF TIME
出典:KING OF TIME
KING OF TIMEは、PC打刻・顔認証・指紋認証・ICカードなど、さまざまな方法で打刻ができるツールです。オフィス・店舗・外出先など、場所を問わずに打刻ができます。
また、残業時間・シフト・勤務状況の管理なども行えます。取得したデータから、時間外労働の把握や生産性データの分析などを行うことが可能です。
■主な機能
- 残業時間の管理
- スケジュール・シフト管理
- データ分析
- 勤務状況の確認
- テレワーク・在宅勤務・時差出勤管理
■料金プラン
- 1ユーザー300円/月
FUJITSU Software TIME CREATOR
出典:FUJITSU
FUJITSUのTIME CREATOR(タイムクリエイター)は、パソコンの利用状況をモニタリングして労務管理に役立てられるツールです。
残業時間の削減や働き方改革のため、下記の機能が搭載されています。
- 時間外労働への注意喚起
- 残業申請(時間外のパソコン使用申請)・承認機能
- パソコンの強制シャットダウン機能
- パソコンの使用時間記録機能
- 組織別の業務状況サマリー表示
業務時間を過ぎるとアラートが表示されたり、残業申請をしていない従業員のパソコンを強制シャットダウンしたりなどの機能があり、サービス残業や過度の長時間労働を防ぐのに役立ちます。
■料金プラン
- お問い合わせ
▼勤怠管理システムを搭載した工数管理ツールは下記記事もご参照ください
工数管理はExcelやGoogleスプレッドシートでも可能
社内事情など、さまざまな理由から今すぐ工数管理ツールを導入できないケースもあるでしょう。
そのような場合には、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトで代用してみてください。クラウド上で保管をすれば、編集権限を持ったチームメンバー内で共同編集も可能です。
国内4,000社以上で導入いただいている工数管理ツール「TimeCrowd」を提供する弊社では、工数管理表のテンプレートを配布しています。コピーしてそのままご活用いただけるため、ご興味のある方は下記のページからダウンロードしてください。
▼Excelで工数管理を行う方法については、下記の記事もあわせてご確認ください
工数管理ツールを導入するメリット
工数管理ツールはExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトでも代用できますが、基本的にはITツールを導入することをおすすめしています。
主な理由は下記の3つです。
- パソコンやスマートフォンからワンクリックで工数を入力できる
- カンバンボードなどを活用すれば、進捗状況を一目で確認できる
- 勤怠管理やプロジェクト管理など、他の目的でも利用できる
工数管理ツールは導入費用や固定費用がそこまで高くはないため、上記のメリットを考慮すると導入した方がお得だと言えるでしょう。
実際に、弊社(タイムクラウド株式会社)が行った調査によると、工数管理を導入したことで「作業の進捗が正確に把握できるようになった」「コストが把握できるようになった」「プロジェクト単位での成果が可視化できるようになった」などのメリットを回答された企業様が数多くいらっしゃいました。
▼工数管理を行う意味や重要性については、下記の記事を参考にしてください
工数管理ツールを導入して、効率的な組織運営を実現しよう
工数管理を行うことで「コストを正確に把握できる」「進捗状況を共有できる」「プロジェクトの成功確率を高められる」などのメリットが挙げられます。本記事でご紹介した通り、貴社のニーズに合致したITツールを導入してみてください。
また、従業員の働き方を時間単位で管理したい場合は「TimeCrowd」の導入もおすすめです。テレワークでも「誰が・いつ・何をしているのか」を把握することができます。工数管理ツールと合わせて活用すれば、より効率的な組織運営を実現できるでしょう。
▼無料の工数管理ツールを探している方は下記記事をご参照ください
▼工数管理ツールを導入している企業様の成功事例は下記記事をご確認ください
▼業種・業界別の工数管理の取り組み方やおすすめのツールは下記記事を参考にしてください