人日(にんにち)とは?工数管理での意味や計算方法を解説

本ページでは、工数管理の際に使う「人日」という言葉の意味について解説いたします。

人日とは

人日(にんにち)とは、メンバー1人が1日かけて取り組む作業量のことです。別名「人工(にんく)」とも言われます。

工数を表現する際に使う言葉で、たとえば「このタスクには◯人日かかる」のような使い方をします。日数ベースで作業が終了する比較的小〜中規模のプロジェクトで使われる言葉です。

▼「工数」という言葉の意味や使い方については下記記事を参考にしてください


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「人日」の計算方法

人月の計算方法は、作業にかかる「人数」×「日数」で算出されます。

たとえば10人で5営業日かけて取り組むプロジェクトは「10人×5日=50人日」になります。

工数はフルタイムの従業員を想定して算出されることが多く、1日8時間を1人日と換算するのが一般的です。

「人日」に似た言葉

「人日」に似た言葉として「人月(にんげつ)」や「人時(にんじ)」があります。

  • 人月(にんげつ)
  • 人時(にんじ)

人月

人月(にんげつ)とは、1人が1ヶ月かけて完了できる作業量のことです。

たとえば「このプロジェクトは60人月かかる」のような使い方をします。一般的には、完了までに数ヶ月かかるような中〜大規模のプロジェクトで用いられます。

▼人月の意味や計算方法については下記記事を参考にしてください

人時

人時(にんじ)とは、1人が1時間かけて完了できる作業量のことです。

たとえば「このタスクには1人時かかる」という使い方をします。時間をベースにした単位であることから、比較的小規模なプロジェクトで用いられます。

▼人時の意味や計算方法については下記記事を参考にしてください

工数管理や工数見積が重要な理由

工数管理や工数見積は、プロジェクトを円滑に進めるためには欠かせない取り組みです。

日頃から工数管理を行い「どのタスクに・どれくらい時間がかかるのか」を可視化することで、工数見積の精度は向上します。

また、仮にプロジェクトの途中でコストやスケジュールが当初の想定と異なった場合でも、リアルタイムで稼働状況を確認できればすぐにリソース調整を行えます。

予算通りに、スケジュール通りにプロジェクトを行えるため、クライアントや社内メンバーからの信頼を得られるようになるでしょう。

工数管理にはTimeCrowdがおすすめ

適切な工数を見積もるためには、「どの業務に・どれくらい時間がかかるのか」をあらかじめ想定しておく必要があります。

そのためには、常日頃からタスクごとの時間管理を行うのがおすすめです。

工数管理ツール「TimeCrowd」を利用すれば、メンバーやタスクごとの稼働時間を記録することができます。

事前にメンバーごとの時間単価を設定することで、プロジェクトごと(もしくはタスクごと)の人件費を自動で算出することが可能です。

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ブラウザ・アプリ・Chrome拡張機能から、ワンクリックで打刻をするだけの簡単な操作性が特徴です。また、Google カレンダーやOutlook カレンダーと連携することで、カレンダーの予定に基づいて自動で打刻を行うこともできます。

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