本ページでは、工数管理の際に使う「人時」という言葉の意味について解説いたします。
人時とは
人時(にんじ)とは、1人が1時間かけて完了できる作業量のことです。英語では「マンアワー」という言葉で表現されます。
人時は時間をベースにした単位のため、比較的小規模なプロジェクトで工数管理に取り組む際に使われます。たとえば「このタスクには1人時かかる」という使い方をします。
▼「工数」という言葉の意味や使い方については下記記事を参考にしてください
また、人時に関連して「人時生産性」という言葉があります。
これは、従業員1人あたりの生産性を純利益÷総労働時間で算出した指標です。人手不足や市場競争が激しくなった背景から、日本企業の間で従業員1人あたりの生産性に注目が集まっています。
▼人時生産性の意味や計算方法については下記記事も参考にしてみてください
「人時」の計算方法
人時の計算方法は「人数」×「作業時間」で算出できます。
たとえば、1人だと1時間かかる作業の場合は「1人時」と表現されます。この場合、2人で取り組めば30分で終わるという計算になります。
人時はあくまで作業時間の目安です。すべてのメンバーが同じ処理能力であることを前提に計算されますので、実際には多少時間を前後する可能性がある点にご注意ください。
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工数管理ツール「TimeCrowd」の資料をダウンロード「人時」に似た言葉
「人時」に似た言葉として「人月」や「人日」があります。
- 人月(にんげつ)
- 人日(にんにち)
人月
人月(にんげつ)とは、1人が1ヶ月間で完了できる作業量のことです。
たとえば「このプロジェクトは10人月かかる」のような使い方をします。一般的には、完了までに数ヶ月を要する比較的大規模なプロジェクトで用いられます。
▼人月の意味や計算方法については下記記事を参考にしてください
人日
人日(にんにち)とは、1人が1日間で完了できる作業量のことです。別名「人工(にんく)」と言われることもあります。
たとえば「このタスクには5人日かかる」のような使い方をします。一般的には、数日で完了するような比較的小規模なプロジェクトで用いられます。
▼人日の意味や計算方法については下記記事を参考にしてください
時間単位の工数管理が重要な理由
時間単位で工数管理を行うことで「どの業務に・どれくらい時間がかかるのか」を正確に把握することができます。
プロジェクトの開始前に、過去の類似プロジェクトからタスクごとの所要時間を把握することで、工数見積の精度を向上させることが可能です。的確なスケジュールを設定することで、プロジェクトを納期までに完了させることができます。
また、仮にプロジェクトの途中でタスクの遅延が発生した場合でも、リアルタイムで稼働状況を把握できていれば、すぐにリソース調整を行えます。このように、時間単位で工数管理を行うことで、的確な見積もりと柔軟な調整が可能になります。
工数管理にはTimeCrowdがおすすめ
工数管理ツールTimeCrowdでは、「誰が・どの業務に・どれくらい時間をかけているのか」を記録することができます。
タスクの開始時と終了時にワンクリックで打刻をするだけで、稼働時間を記録できます。GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携をすれば、カレンダーに入力した予定から自動で打刻をすることも可能です。
また、レポート画面では、チーム・メンバー・タスクカテゴリごとに稼働時間をリアルタイムで確認できます。メンバーごとの時間単価を設定することで、プロジェクトやタスクごとに要した人件費の算出も可能です。
▼(例)TimeCrowdのレポート画面
シンプルな操作性から、管理者とメンバー双方の負担を抑えたうえで、工数管理を無理なく実現することができます。
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