【スマホ対応】プロジェクト管理アプリ10選|導入時のチェックポイントも紹介

本記事ではスマートフォンに対応した「プロジェクト管理アプリ」についてご紹介いたします。

導入時のチェックポイントも解説いたしますので、社内でプロジェクト管理を本格的に取り入れたい方はぜひ参考にしてください。

▼プロジェクト管理について、その意味や基本となる進め方は下記記事もご参照ください

iPhone・Androidで使える!プロジェクト管理アプリ10選

おすすめのプロジェクト管理アプリを、下記3つの種類ごとにそれぞれご紹介いたします。

  • 多機能搭載アプリ
  • ガントチャート・進捗管理アプリ
  • タスク管理アプリ

多機能搭載アプリ

まずはプロジェクト管理に必要な「進捗管理」「タスク管理」「コミュニケーションチャット」など、網羅的に機能が搭載されたアプリをご紹介します。

Asana(アサナ)

出典:Asana

Asanaは世界190カ国で93,000社以上の導入実績を持つプロジェクト管理ツールです。

プロジェクトに紐づくタスクを「リストビュー形式」「ガントチャート形式」など、管理がしやすい形で運用することができます。また、スケジュールを変えたいときにはドラッグ&ドロップで簡単に操作が可能です。

繰り返し行う作業項目をテンプレートに落とし込んだり、タスクの割り当てやステータスの更新などを自動化したり、効率的にプロジェクト管理を行うことができます。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯(Basicプランでは✗)
  • テンプレート機能:◯
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Slack・Gmail・Zoomなど
  • 対応言語:日本語あり
  • 無料プラン:あり(最大15ユーザーまで)
  • 無料トライアル:30日間

■料金プラン

  • Basic:無料
  • Premium:1ユーザーあたり月額1,200円(年間払いの場合)
  • Business:1ユーザーあたり月額2,700円(年間払いの場合)

Backlog(バックログ)

出典:Backlog

Backlogはシンプルなデザインが特徴のプロジェクト管理アプリです。

マイルストーン機能やガントチャートで進捗状況を分かりやすく表示し、カンバン機能では課題を直感的に把握することができます。

Slack・Chatwork・Microsoft Teamsなどの各種外部ツールとも連携ができるほか、バグやバージョン管理などにも対応しており、管理面でも優れています。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:ー
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Slack・Chatworkなど
  • 対応言語:日本語あり
  • 無料プラン:あり(制限あり)
  • 無料トライアル:30日間

■料金プラン

  • スタータープラン:月額2,640円(月額支払いの場合)
  • スタンダードプラン:月額12,980円(月額支払いの場合)
  • プレミアムプラン:月額21,780円(月額支払いの場合)
  • プラチナプラン:月額55,000円(月額支払いの場合)

Nozbe Personal(ノズビー パーソナル)

出典:Nozbe Personal

Nozbe Personalは、2007年のサービス提供開始から顧客のフィードバックを取り入れて、簡単に進捗状況を確認できるように改良されてきたツールです。

利用者自身が設定する「優先順位リスト」によって、優先順位の高いアクションが表示されます。また「受信タスク」には、今日やるべきタスク・期限切れのタスク・新たに割り当てられたタスクなどが自動的に集められるので、個々人のタスク管理にも役立つでしょう。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:◯
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Googleカレンダー・Slack・Zapierなど
  • 対応言語:日本語
  • 無料プラン:あり(制限あり)
  • 無料トライアル:30日間(購入後もさらに30日間返金保証)

■料金プラン

  • Solo/Duoプラン:月額880円(年間払いの場合)
  • Small Busuinessプラン:月額1,980円(年間払いの場合)
  • Busuinessプラン:月額8,800円(年間払いの場合)

Time Krei(タイムクレイ)

出典:Time Krei

Time Kreiはプロジェクトを効率よく運営できるプロジェクト管理ツールです。

予定していた作業時間と実績を比較できるため、予実管理に活用することもできます。また、カスタマイズや外部ツールとの連携も可能です。

標準搭載されているグループウェア機能を使用することで、ひとつのツールでより効率的にプロジェクト管理を行うこともできます。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:ー
  • 導入形式:クラウド(オンプレミスも対応可)
  • 連携サービス:ー
  • 対応言語:日本語あり
  • 無料プラン:あり
  • 無料トライアル:30日間

■料金プラン

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:ー
  • 導入形式:クラウド(オンプレミスも対応可)
  • 連携サービス:ー
  • 対応言語:日本語
  • 無料プラン:あり
  • 無料トライアル:30日間

Wrike(ライク)

出典:Wrike

Wrikeはカスタマイズ性に優れたプロジェクト管理ツールです。全体の進捗管理だけではなく、一つひとつのタスク管理もチームにとって最適な方式で行うことができます。

タスクごとに、自由にカスタマイズできるラベルをつけたり、期限や担当者を細かく入力したりすることが可能です。紐付けたラベルごとにタスクをリスト化すれば「今・何を優先するべきか」をひと目で確認することができます。

また、進捗管理では、カンバン方式・カレンダー方式・ガントチャート方式の中から好きな管理方法を選ぶことができます。メンバー数や完了までの期間を考慮して、プロジェクトに合った方式を選べば、より簡単に確実に全体のスケジュールを把握することができるでしょう。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:◯
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Slack・Gmail・MS Teams など
  • 対応言語:日本語対応(他言語は要問い合わせ)
  • 無料プラン:あり(最大5ユーザーまで)
  • 無料トライアル:14日間

■料金プラン

  • Free:無料
  • Team:1ユーザーあたり月額$9.80
  • Business:1ユーザーあたり月額$24.80
  • Enterprise:問い合わせ

ガントチャート・進捗管理アプリ

ガントチャートは、プロジェクトの進捗状況がひと目でわかるツールです。棒グラフで視覚的に進捗状況がわかるほか、関係者間でタスクの担当者・期日をリアルタイムで共有することができます。

おすすめのガントチャート・進捗管理アプリをご紹介いたします。

jooto(ジョートー)

出典:jooto

jootoはシンプルな操作性が特徴のプロジェクト管理アプリです。プロジェクト全体における課題をカンバン方式・ガントチャート方式など、各企業に適した形式で管理することができます。

タスク管理では、課題ごとに担当者・期限・説明文を入力できます。それぞれの課題に細かなTo Doリストを紐付けたり、コメントを記載したりすることも可能です。

また、各課題のスケジュールは自動でガントチャートに反映されます。ガントチャートでは各課題の詳細情報を確認できるほか、期限の修正や並び替えもドラッグ&ドロップで直感的に行えます。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:◯
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Googleカレンダー・Chatwork・Slackなど
  • 対応言語:日本語・英語
  • 無料プラン:あり(1組織あたり100MBまで)
  • 無料トライアル:〇(期間は要問い合わせ)

■料金プラン

  • 無料プラン:0円
  • スタンダードプラン:1ユーザーあたり月額417円(年間支払いの場合)
  • エンタープライズプラン:1ユーザーあたり月額980円(年間支払いの場合)
  • コンサルティングプラン:問い合わせ

みんなでガント

出典:みんなでガント

みんなでガントは会員登録なしで始められるガントチャートツールです。SSL暗号化通信やIP制限にも対応しており、セキュリティの高さから現在では2,000社以上の企業で活用されています。

チームメンバー以外の第三者に「閲覧権」のみを付与して、ガントチャートを共有することも可能です。関係各所・大人数を巻き込んで進めるプロジェクトに適しているでしょう。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:ー
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:ー
  • 対応言語:日本語
  • 無料プラン:あり(最大15ユーザーまで)
  • 無料トライアル:30日間

■料金プラン

  • トライアル:1,800円(3ヶ月)※10ユーザーまで
  • エントリー:4,800円(6ヶ月)※20人まで
  • ビジネスS:9,600円(6ヶ月)※20人まで
  • ビジネスM:19,200円(6ヶ月)※40人まで
  • ビジネスL:38,400円(6ヶ月)※80人まで

タスク管理アプリ

タスク管理アプリでは、タスクの担当者・期日を明確にすることができます。関係者間で共有することで、それぞれが責任を持ってタスクに取り組むようになるでしょう。

ここでは、おすすめのタスク管理アプリをご紹介いたします。

Trello(トレロ)

出典:Trello

Trelloは、直感的な操作性が特徴のタスク管理アプリです。ドラッグ&ドロップでタスクを操作して「未着手」「着手中」「提出済」「確認中」など、各種ステータスに配置することで、ひと目で進捗状況を共有することができます。

また、カレンダー・タイムライン・テーブルなどの多様な管理方法があることも特徴です。Chrome拡張機能の「Elegantt for Trello」を導入すれば、ガントチャートを作成することもできます。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:◯
  • テンプレート機能:◯
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Salesforce・MS Teams など
  • 対応言語:日本語
  • 無料プラン:あり
  • 無料トライアル:ー

■料金プラン

  • Free:0円
  • STANDARD:1ユーザーあたり月額$5
  • PREMIUM:1ユーザーあたり月額$10
  • ENTERPRISE:1ユーザーあたり月額$17.50

Stock(ストック)

出典:Stock

Stockは、簡単な操作でタスク管理を実現できるアプリです。

とにかく簡単に使えることを重視して搭載機能が厳選されています。直感的な操作でプロジェクトの進捗状況を可視化することが可能です。

また、自動バックアップ機能を搭載しているため、必要に応じて過去のデータを復元することもできます。一度削除したデータは30日間保存されるため、誤って削除をしてしまう心配もないでしょう。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:ー
  • テンプレート機能:ー
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Slack・Evermote
  • 対応言語:日本語
  • 無料プラン:あり
  • 無料トライアル:ー

■料金プラン

  • フリープラン:無料
  • ビジネス5:月額2,480円
  • ビジネス10:月額4,980円
  • ビジネス20:月額9,800円
  • ビジネス30:月額14,800円

Todoist(トゥードゥーイスト)

出典:Todoist

Todoistはタスク管理に絞ったシンプルなプロジェクト管理アプリです。スマートフォン画面でも操作しやすいインターフェースも魅力のひとつです。

カレンダー・メール・ファイルなどはすべてTodoistで一元管理できるのも特徴。30以上の目的に合った他社ツールとの連携によって、使いやすくカスタマイズすることが可能です。

また、プロジェクトをボード上で管理することもできるので、視覚的にタスクの進捗状況を把握することができます。アクティビティ履歴やゴールまでの状況を見える化できるので、タスク完了までの状況を詳しく可視化したいときにも活躍するでしょう。

■特徴

  • アプリ対応:◯
  • 個人利用:◯
  • ガントチャート機能:ー
  • テンプレート機能:◯
  • 導入形式:クラウド
  • 連携サービス:Googleカレンダー・Outlookなど
  • 対応言語:日本語・英語・中国語・フランス語・韓国語など
  • 無料プラン:あり
  • 無料トライアル:30日間

■料金プラン

  • 無料:0円
  • プロ:1ユーザーあたり月額488円(年間支払いの場合)
  • ビジネス:1ユーザーあたり月額688円(年間支払いの場合)

▼おすすめのプロジェクトツールは下記記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください

プロジェクト管理アプリを選ぶ際のチェックポイント

プロジェクト管理アプリを選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。

必要な機能が備わっているか

アプリでのプロジェクト管理は、その手軽さから個人や小規模な事務所での利用が想定されます。導入時にチェックしたほうが良い項目は以下の通りです。

  • 少人数での会話がスムーズにできる「チャット・コミュニケーション機能」があるか
  • スケジュール把握のための「見やすいチャート・スケジュール機能」があるか

不足している場合は他のアプリで補うなど、何かしらの対策が必要となります。

無料で試せるか

無料のお試し期間があれば、操作性に問題がないかを確認することができます。

もし、無料プランの範囲内で十分な機能が提供されていれば、そのまま使い続けても構いません。有料アプリは便利ではありますがランニングコストがかかりますので、無料で使えるに越したことはないでしょう。

操作が簡単か・日本語に対応しているか

ツールを導入する際には、誰にでも簡単に使えるツールが望ましいでしょう。複雑な操作が必要なアプリは利用するメンバーにストレスがかかり、結果的に定着せず終わってしまう可能性もあるため注意が必要です。

また、日本語入力に対応しているか否かも重要なポイントです。日本語に対応していない場合は入力言語が他国語になり、操作にストレスが生じてしまうでしょう。

まとめ

プロジェクト管理アプリでは、プロジェクトの進捗状況を可視化できるため、リモートワークでもリアルタイムでタスクの状況を確認することができます。メンバーとのコミュニケーションも円滑になり、タスク重複などのミスも軽減されるため、業務が円滑になるでしょう。

また、プロジェクト管理アプリと同時に「TimeCrowd」を活用すれば、さらなる業務効率化も期待できます。

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TimeCrowdは従業員がタスク開始時に打刻をすることで、チーム全体で「誰が」「何に」「どれぐらい」時間を費やしたのかを確認することが可能です。

あらかじめ人件費を設定しておけば、どのプロジェクト(案件)にいくら人件費がかかったのかを確認できるため、プロジェクトの収支管理にも活用できるでしょう。とくにシステム開発やWeb制作などのプロジェクト型の現場におすすめのツールだといえます。

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