TimeCrowd代表があるきながら語るポッドキャストのweb版です。
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2019.3.7
今日で5日連続収録できています。今日は「プログラミングを好きになるまで」というテーマで話したいと思います。
うちにパソコンがきたのが僕が中学生の時、Windows 95が出て、日本にインターネットが来ますっていう時…24年前ですね。その24年前に、父親がパソコンを買ってくれました。
父親は、中学生のうちから視野を広げてほしいと思ってくれたらしくて、当時すごく高かったと思うんですが、頑張って奮発して買ってくれました。
当時、メモリもギガとかじゃなくて、128メガとかそのくらいのレベルのパソコンだったんですけど、周りにパソコンをもっている人はいなくて、うちだけパソコンがあるみたいな感じでした。当時は、たまにアニメ好きの子がアニメのことでインターネット使いたいから使わせてみたいな、全然活用できてなかったんですね。
そんな感じだったんですけど、2002年かな、大学入る前に英語勉強したいと思って、英語で話す「NSNコミュニティ」というのが当時あって。
その時プログラミングができたわけではないんですが、能動的にインターネットで何かコミュニティを作るみたいな、今でいうブログを開設するくらいの感じで、「NSNコミュニティ」を使ってチャットができるコミュニティを作りました。
その後、個人サイトを作っている人がいると知って、僕も作りたいなと思ったんですけど、HTMLというものを覚えないといけないと言われてよくわからなかったんですね。
でも、その時たまたまMicrosoftのWord をもっていて、Wordで文章を「保存」するってあるじゃないですか。その下に「別名で保存」とかあって、さらに下に「Web用で保存」というのをたまたま押したんですね。そしたらHTMLになって。
FFFTPっていう無料のソフトを使うことで、WordのファイルをHTMLにして、FFFTPにドラッグ&ドロップするとサイトが開設できると。「あ、できた!」って思って。
それで当時はプログラミングを書かずににホームページを作って、「わー楽しい」みたいなそういう感じだったんですね。
その後、大学(関西大学総合情報学部)に入って、一つ上の先輩がすでにプログラミングを結構マスターしていて、いいなと思って僕もプログラミングを勉強したいと思いました。当時「Perl」という言語が主流だったので、その本を買って勉強しようとしたんですが、なんか一冊かけておみくじ作ろうみたいな本だったんですね。「僕、これ一冊頑張ってやって出来るのがおみくじか…。」と思ったら全然モチベーションがわかなくて。
一方で、オープンソースのブログエンジンとかXOOPSっていうCMS、今でいうWordPressみたいな無料のものを、プログラミングの知識がなくてもファイルをアップロードするだけで、普通にサイトができたりして、それをやるだけでも当時はとても喜ばれたんですね。
僕がプログラミングを勉強しておみくじ作っても、多分喜ぶ人あまりいないと思うんですけど、有り物を使って、FFFTPにドラッグ&ドロップするだけで人に喜ばれると。
話してて思ったんですが、これ今も近いなと思います。
プログラミングを極めるより、最低限のプログラミングの知識をもって、最短ルートで人の役に立つというポジション。僕よりもプログラミングできる人はたくさんいるので、僕は皆さんのやりたいことを要件定義して、自分でコード書くこともあればコアなものは他の信頼できるメンバーにバトンタッチする。そうやってチームで何か作るというのが多いです。
このあとも続きがいっぱいあるんですが、すでに6分経ってしまったので続きは次回にしたいと思います。
今日も聞いていただきありがとうございました。