節約した時間の行方

私はつい最近まで、東京のオフィス街でフルタイムの仕事をしていました。毎日多くの人が、就業時間が終わると、我先にと急ぎ足で駅に向かいます。その様子をみていて「そんなに急いで、節約できた時間は何をして過ごしているのかな?」ということを不思議に思っていました。

拘束時間が長いオフィスワークの人々にとって、仕事後の時間が唯一の「自分の時間」なので、多くの人が、少しでも長く自分の時間を確保しようと、1本でも早い電車に乗って、家や目的地を目指すのでしょう…。

私は最近、リモートワークメインで仕事するようになったので、通勤時間がなくなり、前よりも自由な時間が増え、「自分の時間」が多くなりました。

TimeCrowdを使うようになってから、時間の効率化や、「生きた時間」を増やすということを意識して生活している分、最近、「自分の時間」の使い方がすごく気になります。空いた時間に「あれ、何しよう…」と思うことがしばしばあるのですが、結局家事をしてしまったり、特に急ぎではない仕事をしてしまったり、ダラダラテレビやスマホを見ながら過ごしてしまったり…。

自分の時間を過ごすことのメリットと何をして過ごすのか

節約してできた時間を、緊急性のない仕事や家事にあてるのではなく、「自分の時間」として過ごすことは大切です。

「自分の時間」を全く取らない(取れない)、または「自分の時間」を有意義に過ごせないと、リフレッシュできないままになってしまい、いつの間にか心の余裕もなくなります。「自分の時間」を毎日少しでも確保し、充実させることで、ストレスも解消され、心の余裕がうまれるはずです。結果、人との関係が良くなったり、良い仕事ができたりと、良い循環がうまれるのです。

また、私のようにせっかくの空いた時間に「何をしよう」と迷わないためにも、自分はどのような時間を過ごせばリフレッシュでき、自分らしくいられるのかを、明確にしておくことが大事なのではないかと思います。

音楽を聴きながらボーっとする、散歩を楽しむ、大好きなカフェで読書をする、日記を書く、仲間と飲みに行く、スポーツをする、趣味に没頭する、将来のために勉強をするなど、過ごし方は人それぞれでいいと思います。大事なことは、自分にとって、どのような過ごし方をすると、自分を取り戻すことができるのかを明確にしておくことです。

逆に節約せずにゆっくり味わってみる

無駄な時間を節約して有意義な時間を過ごすことも大切ですが、いくら節約しても何かが劇的に変わるというものでもありません。

例えば私の場合、家事をする時間は急いでやったとしても5分程度、駅まで歩く時間はせいぜい1、2分しか節約できません。それならいっそのこと、節約せずにその時間を味わってみるのはいかがでしょうかやらなくてはいけないからとせかせか家事をするのではなく、家族との快適な空間を作るため、音楽でもかけながら楽しく家事をする。ただ移動のためにせかせか歩くのではなく、季節を感じながら歩くこと自体を楽しむ。そうやって日々の色々な時間を楽しみながら、自分にとっての「生きた時間」にできれば毎日が充実しそうです!

仕事さえもリラックスしながらできるリモートワーク

リモートワークの場合、仕事をする場所も選べるので、お気に入りのカフェなど、リラックスできる場所で仕事をすることができます。フルタイムで働きながらリモートワークをしている時には、仕事後にお気に入りのカフェで仕事をすることは良い息抜きになっていました。このリラックスした環境で働けるリモートワークをとても気に入っています。

私はリモートワークをメインにしたばかりで、収入面や、効率的に仕事をする面でまだまだ課題があります。TimeCrowdのVISIONを参考にしつつ、仕事でもプライベートでも私なりの「生きた時間」を増やして充実した日々を送ることができるよう試行錯誤してきます!

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