リモートワーカーの仕事の段取り・効率を考える

リモートワークは、場所にとらわれずどこでも作業することができます。納期さえ守っていれば、日中に作業しても夜中に作業しても問題ありません。
ただどこでも作業できるので仕事とプライベートの境目をあまり感じることができず、だらだらと作業してしまうこともあります。
でもこれでは時間の無駄です。最近私が気をつけていることも含めてご紹介したいと思います。

段取り・効率を考えるようになったきっかけ

私は子どもが小さいこともあり、自宅がワーキングスペースになります。ノートパソコンですが、部屋を移動することはあまりせず、基本的にリビングで作業しています。ダイニングには子どもが遊んでおり、ようすを見ながら作業を進めています。

まだまだ小さいので、すぐに「だっこ」「わんわん」「かんかん(電車)」などとよばれます。また私も集中力がなくなると、作業を中断して洗濯物を片づけたり、家事をしたりして気分転換してから作業に戻ります。

このようにしていると、作業をしていても中断することによって、なかなか思うように進みません。また、いつしか仕事とプライベートの境目がなくなってしまっていました。あまり問題視していなかったのですが、効率よく作業を進め仕事量を増やしたいと考えたときに、これでは仕事を増やせないのではと感じ段取り・効率化を考えるようになりました。

気をつけて取り組んでいること

  • ゴールをきめる
    →1日でどこまで作業するのかはもちろん、何のための資料なのかを明確にイメージしてから作業に入ります。
  • 集中力のある午前中に作業
    →苦手なことや頭を使う内容は午前中におこないます。苦手なことは早めに開始してストレスを減らします
  • 自分にあった方法を探す
    →自分自身の体力なども考え、自分に合った方法を試しながら探しています。無理に続けても身体がついていかなければ意味がありません。
  • 素直にきく(素直な気持ち)
    →分からないことは素直に聞き、非を認めます。どうしてもテキストチャットだけで伝えられないことはビデオ通話をお願いします。調べて学ぶことも大切ですが、業務スピードが遅くなれば迷惑をかけます。結果、時間短縮にも繋がり、参考になることはマネします。

ざっとこのような内容に注意して作業を進めています。子どもがいるので、予定通りに進まないこともありますが、意識して取り組むだけで作業スピードが変わってきました。

自宅がワーキングスペースなのでちょっと気を緩めれば、だらだらしてしまいます。ただこれでは無駄な時間が生まれ、時間がかかります。モチベーションを保つためにも、日々少しずつ工夫し続けていくことが大切です。

まとめ

最後に印象に残った文章を引用します。

複数の仕事を抱えていたら、まず、どれを終えた後でないと、どれを始められないのか前提関係を整理する。次に、他人に振れる仕事か振れない仕事かを分類する。整理しながらなるべく並列処理を増やすという大前提で仕事の手順を決めていく。

何をするにも、頭のなかを整理して進めることが大切ですよね。

「段取りの悪い人」の一つの特徴は、「自己中」(自己中心的)です。”自分さえよければいい”という近視眼的な感覚で仕事をしているわけです。

頭のいい段取りの技術(藤沢晃治著/日本実業出版社)より

耳が痛い…。所属しているHELP YOUでは自分ひとりで仕事をしているのではなく、チームで取り組んでいます。たしかに段取りが悪いと迷惑をかけるので、それはつまりほかのメンバーを気遣っていないことだと思います。

作業内容だけを考えるのではなく、どういう理由で作業しているのか、いつまでに必要なのか、そもそもクライアントは何を求めているのかという全体像までイメージして取り組むことが大切だと痛感しました。自分に足りないことを見つめ直し、努力していきたいと思います。

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