2018年こそ働き方改革!今年の目標を立てよう

2017年の秋より、このブログでさまざまな記事を書かせていただきました。今回は私自身が記事にしてきたアイアイ式優先順位策定モデルSMARTの法則コルブの経験学習モデルを使いながら、2017年を振り返り、2018年の目標を立ててみようと思います。

2017年の働き方レビュー

2017年の働き方のレビューをした際に挙がった改善点の一つ、それは「休日」です。個人事業主でリモートワーカーをしていますが、時間は意識するものの休日のことまで気が回りませんでした。その結果、休日も仕事、仕事、仕事の日々。その分、仕事から得られるものも多いので、私の中では満足していますが、本来はもっと休むことができたと思っています。

このレビューを「コルブの経験学習モデル」で掘り下げ、2018年の目標をたてていきたいと思います。

2018年の目標を立てる

「コルブの経験学習モデル」では、今まであった事をより細かく振り返り、「具体的経験」として明確にまとめます。その後、具体的な経験を「省察」して、それがどういうものであったかをリスト化。そしてほかの場面でも応用できるように「概念化」して、それらを実際に「試行」していきます。これを繰り返すことで、さまざまな経験からたくさんのことを学べるようになるのです。

では私の2017年の働き方レビューで挙がった「休日」について、具体的な経験へと落とし込んでいきます。まず、休日がどれだけあったのか、丸一日休んだのは、年間で30日ほど。半日休んだのが、40日ほどでした。それ以外の日は常に働いていました。具体的にこの経験をまとめると、年間で30日しか休まず、半休も40日しかとらなかったことになります。つまり年間295日は5時間以上働いていたことに。

次にこの経験を省察していきます。なぜ休日が少なかったのか?どうして休んでいないのか?休んだことで仕事はうまく回ったのか?など

省察をまとめると

・1週間の予定を立てる時に「何もしない日」を組み入れず、毎日締め切りやアポイントを入れていた
・作業予定を1週間7日フル稼働で考えていた
・リモートワークは、丸1日休みを入れるよりも、毎日コツコツ仕事をしていたほうが回ると思っていた
・半休が多いほうが休めると思っていたが、仕事をしていたるうちに半休自体とれなくなる日が多かった
・仕事のしすぎで効率が低下し、休めなくなっていた

ではこれを概念化していきましょう。

・あらかじめ「休みの日」を組み入れて計画をたてると休める。休みと決めた日に締め切りやアポイントを設定しない
・丸1日休んだほうが体は休まり、効率がアップする

そしてこの項目を試行できるように、仮説、目標を立てていきます。

この概念化をうまくおこなっていくためには、「SMARTの法則」で考えるのが一番です。

策はいくつか考えられます。「転職する」…これはあまりにもRealistic(現実的)ではありません。「とにかく休む。無理やりでも休む。」これはRealistic(現実的)かどうかもわかりませんね。

目標や計画を立てる時には

S  specific    具体的か
M    measurable 計測できるか
A  agree    同意できるか
R  realistic  現実的であるか
T  time-related  期限はいつか

が大切になります。

先ほどの問題を、このSMARTを使用して考えると、

Specific(具体的な内容)

・いつ休むのか…土日のうちの1.5日(これは平日か土日、また週休1、1.5日、2日を「アイアイ式優先順位策定モデル」に落とし込んだ際に、土日の1.5日が即効性も影響力も高かったです。今回は省略。)
・どうやって休むのか…関係者全員に休む日を告知。約束、締め切りを入れない。
・どの仕事でするのか…A社、B社、C社は週休2日に。E社だけ土曜の午前中のみ働く。
・例外はないのか…例外がある場合は、代休をとる。

さてこの具体的な内容をMeasurable、つまり計測できるか。これは、土日に1.5日なので、明確になっています。1.5日休めたかどうか。それが成否の基準となります。

そしてRealistic現実的であるかどうか、これはTime-relatedで決まってきます。

いつから実行するのか、いつまでに完了するのか。1月から!と言いたいところですが、1月にはすでにアポイントが入っているので、現実的ではありません。かといって、2月から、3月からとしては、ズルズルといってしまう気がします。

そこで、1月から徐々に土日で1.5日休むことを周知して、2月の末までにこの休日のサイクルを実行できる状況にするという、私にとって現実的な期限を設定します。そして、3月から6月にかけて自分の休みを自分自身と周りに根付かせていきます。

この内容であれば、私はAgree、つまり合意できます。

まとめると、私の2018年の働き方の目標は、
「土日で1.5日は休むこと。そしてこれを2018年2月までに実行できる状態を作り、6月までに根付かせる。」
です。あくまでも目標であり、試行なので、6月にレビューして、再度改善モデルを廻してみようと思います。

あなたも2017年のレビューを活かして2018年の目標を立ててみてくださいね。

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