在宅勤務は疲れる!?その原因と対処法4つをご紹介

みなさんは、在宅勤務にどのような印象を抱いていますか。実際に在宅勤務をしたことがある人とそうではない人で、少々意見が分かれるかもしれません。というのも、通勤時間が削減され、自由な時間が増えるように思われる在宅勤務で、逆に疲れを感じている人がいるのです。

 

そこで今回は、在宅勤務で疲れを感じている人に向けて、その原因と対処法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

 

在宅勤務は本当に疲れるのか

通勤もなく、馴染みのある空間で仕事ができる在宅勤務。そんな在宅勤務で、オフィスに出勤するよりも疲れるということがあるのでしょうか。まずは、この疑問を解決すべく、口コミを調査しました。

 

30代男性(システムエンジニア):出勤時と変わらない

まずご紹介するのは、Webディレクターとして働く30代男性の意見です。この男性の場合は、オフィスに出勤しても一人で仕事をすることが多かったそうです。また、普段からパソコンを使っての作業となるため、自宅の環境さえ整備すれば、オフィス勤務も在宅勤務も対して変わりがないとのこと。職種によって、感じ方が違うようです。

 

30代女性(コンサルタント):ストレスが溜まる

続いては、コンサルタントとして活躍している30代女性の意見です。この女性は、在宅勤務をしない時には、相談者さんの元に出向いたり、オフィスに来てもらったりして、対面で相談を受けていました。しかし、在宅勤務の場合には、基本的にZoomやMicrosoft Teamsなどのツールを使い、ビデオ会議で相談を受け付けているようです。

 

対面でのコミュニケーションでは感じ取れる、相手の微妙な仕草や反応が、オンラインでは分かりづらいため、日々ストレスが溜まってしまうとのこと。

 

40代男性(営業):身体がだるいことがある

最後に、営業職に就く40代男性の意見をみていきましょう。日ごろの仕事で営業先に出向くなど、デスクを離れて外出することが多かったというこの男性。身体を動かさない在宅勤務で、逆に疲れを感じているとのことです。

 

営業先とも電話やメールでのやり取りが主となっているため、常にデスクについていることで、肩こりや首こりなどの体の不調が出てきているのだそう。

 

なぜ?在宅勤務で疲れると感じる原因4つ

実際の口コミを見てみると、出勤時と変わらないという意見もありましたが、疲れを感じているという人もいました。では、なぜ在宅勤務で疲れを感じてしまうのでしょうか。続いては、在宅勤務で疲れると感じる原因を5つご紹介していきます。

 

慣れないツールを使うため

多くの職種では、在宅勤務をする際にパソコンやインターネットが必須となるでしょう。それは、業務上のコミュニケーションをとったり、作業ファイルをクラウド上に保存・共有したりする必要があるためです。

 

普段からビデオ会議ツールやチャットツール、ファイル保管ツールなどを使い慣れている人は問題ありませんが、あまり使ってこなかった人にとっては、操作に不慣れな分、疲れが蓄積してしまうのでしょう。

 

運動不足になるため

在宅勤務は、その名のとおり自宅で仕事をするため、通勤が必要ありません。しかし、その毎日の通勤こそが、いい運動になっているのです。そのため、在宅勤務の場合には意識的に運動をしないと運動不足になってしまいます。

 

運動不足になると、肥満や生活習慣病を招くことはもちろん、精神疾患にかかりやすくなったり、集中力を欠くことから仕事の効率が下がってしまったりします。

 

日光を浴びないため

日光を浴びないことが、それほど心身に影響するのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、意外と重要なことです。太陽光を浴びると、体内時計がリセットされたり、ビタミンDの生成が促されたり、うつ病の予防になったりと、メリットがたくさんあります。逆に、在宅勤務で籠りっぱなしになってしまうと、日光を浴びることができないためこれらの効果が得られず、倦怠感が生まれてしまうのです。

 

プライベートとの境目がなくなるため

自宅で仕事ができるということは、勤務時間が終了した後にも、物理的には仕事ができる状態にあるということです。そのため、残業をしてしまいがちになったり、急な用務を頼まれたりするなど、プライベートとの境界線がなくなりやすいです。長時間労働や残業に繋がってしまうと、疲労を感じてしまうのは無理もないでしょう。

 

在宅勤務に疲れた時の対処法4つ

では、在宅勤務に疲れた時には、どうしたらよいのでしょうか。疲れを軽減させたり、疲れることを予防したりしなければ、継続的な在宅勤務ができなくなってしまいます。そこで最後に、在宅勤務に疲れた時の対処法を4つご紹介していきます。

 

仕事の合間にストレッチをする

在宅勤務では、行動範囲が自宅に限られてしまうため、意識的に身体を動かすようにしなければ運動不足を招いてしまいます。また、ずっとデスクに座っていて血行が悪くなれば、集中力も欠けてしまうでしょう。

 

そこでおすすめなのが、ストレッチです。伸びをして身体を前後左右に倒したり、前屈をしたりすることで全身がほぐれ、リラックスした状態で仕事ができるでしょう。

 

コミュニケーションツールを積極的に活用する

在宅勤務中は、同僚とのコミュニケーションが不足してしまいます。このコミュニケーション不足を軽くみてはいけません。閉塞感や孤独感から、ストレスが溜まってしまうことがあります。

 

在宅勤務の際には、チャットツールやビデオ会議ツールなどを積極的に使って、同僚としっかり連係を図ることを心がけてください。ZoomMicrosoft TeamsChatworkなどを活用すれば、在宅勤務であっても円滑なコミュニケーションをキープすることができます。

 

休憩時間は散歩に出る

昼休憩などの休憩時間には、できるだけ外に出て散歩をするようにしましょう。運動不足の解消にもなりますし、太陽の光を浴びることもできます。また、気分転換にもなるため、リフレッシュにもおすすめです。

 

オン・オフをしっかり切り替える

在宅勤務で残業をしてしまうと、やめどころが分からなくなってしまったり、長時間勤務に繋がってしまったりします。そのため、自分でオン・オフをしっかりと切り替える必要があります。

 

TimeCrowdなどの時間管理ツールを活用すると、簡単に自己管理をすることができ、ストレスも溜めにくいでしょう。

 

快適な在宅勤務で効率的な仕事を!

在宅勤務が疲れると感じたら、仕事のやり方や生活習慣を見直すことが重要です。今回ご紹介したような原因に心当たりがある方は、ぜひ対処法を試してみてください。

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