ライターのminaです。TimeCrowdを使うようになってから、最近は自分がどのような時間の使い方をしているのかを見つめ直しています。
その中で、嫌いな時間の使い方を見つけました。それは「やらなくてはならない何かに取りかかるまでの、ダラダラしている時間」。今日はこの嫌いな時間をどうするかを考えていきます。
意外とあるダラダラしている時間
朝ベッドから出て身支度をするまでの時間
洗濯に取りかかるまでの時間
面倒で後回しにしている仕事に取りかかるまでの時間
疲れて帰ってきた日のお風呂に入るまでの時間
こうしてみると、1日の中に、何かに取りかかるまでのダラダラしている時間がたくさんあることに気づきます。
その間何をしているかというと、「眠気覚ましにスマホでニュースをチェックしながら、もう少しだけ布団にくるまっていよう」、「今は気分が乗らないから、こっちの仕事をした後で取りかかろう」、「テレビのこのコーナーが終わってからお風呂に入ろう」といった様子です。その結果、結局二度寝してしまったり、仕事は期限ギリギリに焦ってやる羽目になったり、このコーナーまでしか観ないと決めたテレビは、その後もダラダラ見てしまったり…。こんな時間の使い方をしてしまった自分に毎回がっかりします。どれもやり始めてしまえば、すぐに終わることばかりですよね。
条件づけを利用する!
そんなことを考えていたところ、通勤中の満員電車で読んでいた本
「寝る前に読むだけでイヤな気持ちが消える心の法則26」(中村将著・KADOKAWA/中経出版)
の中に解決策がありました!あまりにもタイミングが良く、嬉しかったので是非紹介させてください。
その解決のヒントは昔学校でも学んだ「パブロフの犬」にあるそうです。
犬にエサを与える前にベルを鳴らすことを習慣にしていると、そのうち犬は、エサがなくてもベルの音を聞いただけでヨダレを垂らすという例のアレ。このように、何かが関連付けられて記憶され、無意識の行動につながっていることを条件づけというそうです。
この本の著者、中村さんはこの条件づけを利用して今すぐ一歩踏み出してみようとおっしゃっています。どのような条件づけかというと、何かを始める時に「よーい、ドン!」と言ってみるというものです。
私たちの多くは、「よーい、ドン!」と言われたら、反射的に何かを始めたくなってしまう。それは幼少期からの訓練の賜物だ。
たしかに。「よーい、ドン!」と言われたら、体が何かを始めたくてウズウズします!
習慣にすれば当たり前のように始められる
早速、「よーい、ドン!」を自分で言って、まずは朝ベッドから出てみました。
(私たちは耳から聞こえる「よーい、ドン!」に条件づけされているので、口に出しその音を聞くことが大事だそうです。)
結果は・・・ベッドからいつもより早く起き上がることに成功しました!
大事なのは、これを日々繰り返して「よーい、ドン!」がなくても当たり前のようにスタートできるようになること、つまり習慣にすること。今はすぐに取りかかれない洗濯や、後回しにしてしまう面倒な仕事も、まるで歯磨きをするように習慣としてできれば、私の嫌いなダラダラタイムがなくなり、素敵な自分になれる気がします。
嫌いな時間を減らして好きな時間を増やす
私は「何かに取りかかるまでのダラダラしている時間」が嫌いだということに気づき、その時間を減らそう思いました。他にも人それぞれ嫌いな時間はあると思います。たとえば、満員電車に乗っている時間とか…
嫌いな時間を減らす、もしくはその時間が楽しくなるように工夫して、好きな時間を増やすこと。それが、時間の観点から見た人生を充実させるコツだなと感じました。 これからも時間の使い方に着目して生活しようと思います!