【2025年版】おすすめのBPMツール徹底比較。導入するメリットや選定時のポイントを解説

業務効率化のためにBPMツールの導入を検討している経営者や管理職の方も多いでしょう。

しかし、ツールを導入しようと思いつつも下記のような悩みを抱えていませか?

  • そもそもツールを比較する時間がない…
  • どんなツールを選べば良いのだろう…

このような悩みを持つ方に向けて、本記事ではおすすめのBPMツールをご紹介いたします。また、ツールを選ぶ際のポイントや、あわせて導入を検討したい「時間管理ツール」についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

▼「そもそもBPMとは何かわからない」という方は、下記の記事を参考にしてください

BPMツールとは

この記事を読む方のなかには「上司や経営者からBPMツールを導入してほしい」と言われたが、そもそもBPMツールが何かわからず困っている方もいるでしょう。

BPMツールを一言で説明すると、ビジネスプロセスを管理するツールのことです。別名、BPMS(ビジネスプロセスマネジメントシステム)とも呼ばれ、従来のビジネスプロセスに潜む非効率・機会損失な点を可視化し、モデリング(※1)やモニタリング(※2)といったPDCAサイクルを回すことで、ビジネスプロセスをあるべき姿へ変えていくことができます。

※1 モデリング:フローチャートなどの図を用いてビジネスプロセスを可視化すること
※2 モニタリング:新たに導入したビジネスプロセスを確認すること

BPMツールを導入することで、業務の進捗状況を把握できたり、属人化を防いだりといったメリットがあります。また、各種ツールによってはビジネスプロセスに沿ったタスク管理や、繰り返し行われる作業の自動化なども可能です。

もちろんビジネスプロセスはExcelで管理することもできますが、専用のITツールを活用したほうが、よりビジュアル的な操作や、リアルタイムでの進捗確認を実現できるため、ご予算に余裕がある場合はBPMツールの導入をおすすめします。

BPMツール導入時のポイント

BPMツールを導入する際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

全社(もしくは部署全体)を巻き込む取り組み、且つ導入時のコストも決して安くはないため、下記の項目については事前に目を通しておきましょう。

トライアル期間のあるツールを選ぶ

世の中にBPMツールは数多く存在しており、機能面での差は正直あまり大きくありません。

そのため、ツール選びで重要なのは「使いやすいかどうか」という操作性にあります。しかし当然ですが、操作性は実際に利用してみないとわからないので、できるだけ最低2週間〜1ヶ月のトライアル期間のあるツールを選びましょう。

現場メンバーにも予め利用してもらう

上記に関連して、トライアル期間中には必ず現場メンバーにも利用してもらいましょう。

現場メンバーが操作できないようなツールを選んでしまうと、ツール自体が形骸化してしまう恐れもあるので、ご注意ください。

導入コスト・運用コストを試算する

現実的に無理のない予算を確保したうえで、予算に見合うツールを選びましょう。

また運用面でコスト(人的コストも含む)が大きくかかってしまうと、そもそも業務効率化のために導入したツールにコストがとられるという本末転倒な事態にも成りかねません。必ず導入コスト・運用コストを試算したうえでツールを選びましょう。

おすすめのBPMツール

それではさっそく、おすすめのBPMツールをご紹介いたします。

Questetra BPM Suite

出典:Questetra BPM Suite

Questetra BPM Suiteは、クラウド型のBPMツールです。アイコンをドラッグ&ドロップするだけで、非技術者でもノーコードでワークフローシステムを開発できます。

その他にも、モニタリング・タスク管理・社内チャットなど、業務管理にまつわる基本的な機能が搭載されています。

■価格(月次支払プラン)

  • Basic:1ユーザーあたり月額1,200円
  • Advanced:1ユーザーあたり月額3,000円
  • Professional:1ユーザーあたり月額4,800円

※それぞれストレージ容量や搭載機能が異なるので、詳細は公式HPよりご確認ください

Ranabase

出典:Ranabase

Ranabaseは、運営会社の業務改善コンサルティング経験に基づいて開発されたBPMツールです。

直感的なUIで誰でも簡単に操作ができるため、非技術職の現場メンバーでも安心して使えるでしょう。

■価格

  • パーソナルプラン:月額1,200円(編集者1名、閲覧者5名まで)
  • ビジネスプラン:年額72,000円(編集者5名、閲覧者10名まで) 〜

※それぞれ搭載機能が異なるので、詳細は公式HPよりご確認ください

BP Director

出典:BP Director

BP Directorは、ローコードの開発基盤と柔軟な外部システム連携機能で、複雑な業務要件に対応できるBPMツールです。

時間軸で管理したい業務プロセスについては、ガントチャートで設計が可能。業務状況はリアルタイムで可視化できるため、迅速な意思決定につながります。

■価格

  • クラウドプラン:お問い合わせ
  • オンプレミスプラン:お問い合わせ

octpath

出典:octpath

octpathは、フロー図やマニュアルの作成、進捗管理や作業記録などができる業務管理ツールです。

また、メールやSlackなどの外部ツールと連携することでタスクの抜け漏れの通知を送ることもできるので、チームや個人のタスク管理にも役立ちます。

■価格

  • ライト:月額30,000円(上限20人)
  • スタンダード:月額45,000円(上限50人)
  • プロ:月額60,000円(上限100人)
  • エンタープライズ:月額100,000円(上限100人〜)

intra-mart BPM

出典:intra-mart

intra-martは、国内10,000社以上の企業に導入されているBPMツールです。

各部門の業務を洗い出し、ビジネスプロセスを可視化。業務プロセスのパフォーマンスを表示し、将来のパフォーマンスを予測することまで可能です。

■価格

  • お問い合わせ

BPMツールを導入するメリット

BPMツールを導入するメリットは、ビジネスプロセスを可視化することで、隠れたボトルネックを特定し、業務の効率化を推進できることにあります。

ボトルネックの例としては「特定の部署に業務が集中している」「自動化されていないアナログな業務がある」などが挙げられます。これらの非効率な実態を把握することで、改善策となる次の一手を打てるため、BPMツールの導入は業務効率化の第一歩とも言えるでしょう。

また、一度ビジネスプロセスを作成するとプロセスの追加や変更がしやすくなるため、外部環境の激しい昨今において、企業として柔軟な対応が可能となります。

【あわせて検討したい】時間管理ツールの導入

BPMツールの導入と合わせて、時間管理ツールの導入も検討しませんか。

「誰が・どの業務に・どれくらいの時間をかけているのか」を可視化することで、各業務プロセスにおける状況をより正確に把握することができます。また、社員個人が時間に対して意識を向けることで、全体の生産性も大きく向上することが期待されます。

おすすめの時間管理ツールは「TimeCrowd」です。

timecrowd

業務状況の可視化に特化したシンプルな操作性で、大手企業から中小企業まで累計4,000社の企業様で導入いただいています。

タスクの開始時と終了時にワンクリックで打刻をするだけで、各業務にあてた所要時間の計測が可能です。ブラウザ・アプリ・Chrome拡張機能など、お手元の操作環境にあわせて入力ができるほか、SlackやTrelloなどの外部ツールとの連携も可能なため、現場にかける負担を最小限に抑えた運用を実現できます。

▼(例)TimeCrowdのレポート画面

メンバーごとに時間単価を設定することで「どの業務に・どれくらい人件費をかけているのか」も可視化できるため、業務改善を検討する際の判断材料としても活用ができます。

少しでもご興味のある方は、下記のサービス資料から詳細な機能や料金プランをご確認ください。

時間管理ツール「TimeCrowd」の資料をダウンロード

▼TimeCrowdの導入事例は、下記の記事からご確認ください

BPMツールを導入して業務効率化を進めよう

BPMツールを導入することで、全社的なビジネスプロセスを整理し、業務効率化のボトルネックを特定することにつながります。

ツールの形骸化を防ぐために、必ず現場メンバーも同席したうえで、操作性を確認してから導入を進めましょう。

また、あわせて時間管理ツール(TimeCrowd)の導入もおすすめです。「誰が・どの業務に・どれくらい時間をかけているのか」を把握することで、さらなる業務効率化につながります。

最初の2週間は無料でご利用いただけます。少しでもご興味のある方は下記のフォームから、お気軽にお申し込みください。

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