先日ネットの記事を読んでいると、注意力が生産性をアップさせるという内容の記事が目にとまりました。今まで忙しいときや時間に追われるたびに「あ~。時間が全然足りない。」と思っていましたが、注意力が足りないことも影響しているよう。目からうろこ状態です。
たしかに他のことに気をとられていると、生産性は下がりますよね。今回はこちらの話題に関して触れてみたいと思います。
そもそもリモートワークって注意力散漫になりがち
こちらのブログで何度も書いていますが、私のワークスペースは自宅のリビングです。となりに子どももいて、急に「だっこ」「ジュース」「こっち」などと呼ばれます。MTG中であろうと電話中であろうと子どもには関係ありません。呼ばれると「ちょっと遊んでて」と言えるだけの免疫はつきましたが、無視することはできません。とてもではないですが、集中して仕事のことだけを考えられる環境ではないのです。
そんな環境で作業しているので、時間通りに進まないことや、急に作業を中断させることも多々あります。私のように子育て中の方でなくても、リモートワークはどこでもいつでも作業できるので、急に家事がしたくなったりランチに行きたくなったり、誘惑に負けてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
モチベーションを保つには
モチベーションを保つためにさまざまな方法があると思います。私はいつでも集中できる環境ではないので、下記のことに気をつけています。
- 自分ルールを決める
- 有言実行する(決めたルールを家族に話し、実行する)
- 毎月目標を設定する
自分ルールというのは例えば「これをしないと、ビール飲めない」等どんな理由でもいいので、絶対にやらないといけない環境を作ることです。また目標を家族に共有して「目標達成できた?」と釘を刺してもらうようにしています。
そして、仕事の目標は毎月更新します。私のような働き方の場合、スキルアップするのも努力するのも自分次第です。「ずっと同じような業務で、ある程度の収入があればいいや…。」と考えてしまえば成長することはできません。また生産性をアップさせることもできないでしょう。
子連れコワーキングスペースを利用してみた
ずっと自宅で作業しているとだんだんとモチベーションも保てなくなり、集中できる環境を求めるようになりました。私自身どうしても自分に甘い人間なので、自宅で集中して作業することに限界を感じ始めていたのも事実です。
ただ子どもがいるのでいわゆるコワーキングスペースを使うこともできず、保育所の空きもなく、路頭に迷っていたのですが、やっと京都に子連れで利用できるコワーキングスペースができました。うれしいことに12:00~13:00以外の時間帯は、保育士さんが子どもを見てくれるとのこと。早速見学して、10:00~17:00まで使用してみました。
使用してみた感想は、すごくよかったです。久しぶりに集中できる時間であり環境でした。これほど時間に追われず、仕事のことだけ考えられる時間をもてたのは久しぶりです。作業時間はトータルで6時間程でしたが、とても有意義な時間でした。
その日の作業タスクはいつも以上に多かったのですが、時間に追われたという感覚もありませんでした。注意力が生産性をアップさせるというのはたしかに一理あるなと感じました。
注意力を管理するということ
冒頭で紹介した記事を書いたSrinivas Rao氏はこういいます。
仕事を終らせるために本当に大事なのは、注意力を管理すること
コワーキングスペースもまだ1回使用しただけなので、これから見えてくるものもあると思いますが、注意力を管理することで生産性もアップできるようです。
ただ集中力を高めようとするのではなく、まずはワークスペースの環境を整備することから始めてみてもいいかもしれませんね。