業務効率化にAIを活用した事例7選!失敗しないポイントも紹介

「業務効率化のためにAIを導入したいが、どのような業務に活用できるのかイメージできない」と考える方に向けて、本記事は下記3点をご紹介いたします。

  • AIで効率化できる業務
  • AIを活用して業務効率化に成功した事例
  • AIによる業務効率化で失敗しないためのポイント

業務効率化による生産性向上をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

▼業務効率化について具体的な進め方や方法は下記記事をご参照ください

AIとは

AIは「Artificial Intelligence」の略で、日本語では「人工知能」と呼ばれます。学習・判断・予測などのプロセスを行う機械のことです。

AIが注目される理由は、下記の2つがあります。

  • 人手不足
  • 技術の発達

特に、近年は労働人口が減少しているため多くの企業で人手不足が叫ばれています。そのため、AIを活用した業務の自動化が求められています。

また、業務効率化でAIを活用する際は、RPAと併用されることが多いです。RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、業務を自動化するシステムそのものを指します。

AIがデータの分類や予測をおこない、RPAがルールに従って作業を実行するという流れです。さまざまなデータを学習して精度が向上したAIは業務効率化の実現が可能なため、従業員はより生産性の高いコア業務に集中できます。

▼RPAについて下記記事で事例・導入手順をご紹介していますのでご参照ください

AIで効率化できる業務6つ

AIで効率化できる業務は、下記のとおりです。

  • 営業業務
  • 人事業務
  • 物流業務
  • 製造業務
  • 保守業務
  • 問い合わせ対応業務

それぞれの具体例や効果を確認してみましょう。

営業業務

営業業務では、インサイドセールスの際にAIを活用して、確度の高い顧客の洗い出しができます。具体的には、SFA(営業支援)やCRM(顧客関係管理)などのツールです。

また、予測分析のAIを活用すればデータ分析の時間も短縮でき、商談スケジュールや売上の予測も可能です。

人事業務

人事業務では、さまざまな管理業務の工数を削減できます。人事業務は、新規採用に関わる業務や既存従業員の労務管理など、多くの業務を抱えているため負担が大きくなりがちです。

事務作業の自動化などでリソースを確保できれば、従業員との面談などに時間を作れるため、より適正な評価が可能となります。

物流業務

物流業務では、入出荷時の検品業務や受注管理などにAIが活用されています。特に、画像認識AIを用いれば人間の感覚に頼らない正確な検品が可能となり、不良品の流出防止につながります。

また、配送業務においては、道路状況や荷物などのデータから最適な配送ルートの決定が可能です。したがって、効率的な配送はもちろん、事故の回避にもつながります。

製造業務

製造業務では工場の自動化が進んでおり、AIによる省人化も盛んです。熟練の職人芸を人から人へ伝承することは困難ですが、AIによって技術を標準化できれば業務効率化と品質のばらつき削減を実現できます。

ヒューマンエラーの削減や事故防止、省人化によるコスト削減など、非常に多くの業務でAIの活躍が期待されます。

保守業務

設備や機械の保守業務では点検業務を自動化できます。点検が難しい機械や危険な環境にある設備も、AIを活用すれば効率的かつ安全です。

担当者による技術の差もなくなるため、一定の精度を保った点検業務を実現できます。

問い合わせ対応業務

問い合わせ対応は、チャット機能を活用することで自動化・効率化が可能です。コールセンターや総務などの問い合わせ対応が必要な部署は、すべての問い合わせに対応していると時間がいくらあっても足りません。

チャットボットならば24時間対応できるため、疑問を抱えている人も手軽に活用できます。

AIを活用して業務効率化に成功した事例7選

AIを活用して業務効率化に成功した事例は、下記の7つです。

  • LegalForce
  • Loogia
  • KARAKURI
  • pickupon
  • AIGENIC
  • Prediction One
  • T-4OO

それぞれの特徴や機能、簡単な導入事例を紹介します。

【事例1】LegalForce

出典:LegalForce

LegalForceは、AIによる契約審査プラットフォームです。契約審査の品質向上と効率化を実現します。

■特徴・機能

  • リスク検知支援
  • リサーチ
  • 文書編集
  • ナレッジ共有

■価格

  • 初期費用+月額費用
  • 詳細は要問い合わせ

LegalForceを導入した某企業では法務業務をおこなう人員が限られていたため、リソース不足を課題としていました。

そこで、LegalForceを導入したところ、定型業務に取られていた時間を7割以上削減できたそうです。空いたリソースで関係者へのヒアリングや意思決定などをおこない、質の高い成果につながっています。

【事例2】Loogia

出典:Loogia

Loogiaは、AIで配送ルートを最適化するサービスです。最先端のアルゴリズムとビッグデータ解析により圧倒的な配車精度を実現しています。

■特徴・機能

  • 必要最小台数の算出
  • 担当エリアごとの計画作成
  • 最適な出発時間の算出 など

■価格

  • 拠点数、車両台数に応じた月額料金
  • 詳細は要問い合わせ

とある導入企業はギリギリまで注文を受け付ける方針から、配送直前までルートが決まらず、配車組みにストレスがかかっていました。

従来までは担当者が地図や伝票を見て配車をおこなっていましたが、Loogiaを導入して自動化を実現します。その結果、配車の効率化によって担当者やドライバーのストレス削減につながり、属人化していた配車業務からの脱却につながったようです。

【事例3】KARAKURI

出典:KARAKURI

KARAKURIは、カスタマーサポートに特化したAIチャットボットです。自動応答によって顧客の問い合わせに対して、自己解決できるように促します。

■特徴・機能

  • ノーコードで回答を作成できる
  • AIが間違えやすい質問と回答を抽出、整理できる
  • チャットボットから人へスムーズにつなげられる など

■価格

  • 要問い合わせ

とある導入企業では問い合わせのチャネルが「電話:95%、メール:5%」で、電話を好まない顧客のためにも新しい選択肢を提供したいと考えていました。

そこで、KARAKURIを導入したところ、チャットボットや有人チャットを含めたデジタル対応比率は22%に上昇し、チャットボット利用数も月間10,000件を実現しています。

【事例4】pickupon

出典:pickupon

pickuponは、通話内容を自動で記録・テキスト化するAIツールです。SFAやCRMと連携することで、チーム内で通話内容をシェアできます。

■特徴・機能

  • CRM、SFA、チャットツールへの連携が可能
  • CRM、SFAからクリックのみで架電可能
  • 閲覧アカウントは無料

■価格

  • 月額6,000円/ID〜 +通話料金

ある導入企業では、再現性のある仕組みを作るためには、オペレーションの効率化と成功要因の抽出が重要と考えていました。そこで、通話内容を自動記録できるpickuponを導入します。

社員それぞれが自分の通話内容を省みるだけではなく、チームでシェアし、フィードバックをし合うことで業務効率化と品質向上を実現します。結果的にアポ率に大きな影響があり、KPIは247%を達成したそうです。

【事例5】AIGENIC

出典:AIGENIC

AIGENICは、SNSなどから消費者の声を収集するクラウド型リサーチサービスです。消費者の生の声を収集するため新たな気づきを得られます。

■特徴・機能

  • 投稿画像分析
  • ポジティブフレーズ分析
  • ハッシュタグ分析 など

■価格

  • 要問い合わせ

ある導入企業はキャンペーンをおこなう際に、全国的な規模だけではなく地域ごとに現場主導でクライアントに寄り添った提案が必要と考えていました。

従来はハガキを使用したキャンペーンをしていましたが、AIGENICを導入したことで今まで気づけなかった消費者の感情を発見でき、新たな販促で売り出せました。

【事例6】Prediction One

出典:Prediction One

Prediction Oneは、データ分析をワンクリックでできるAIツールです。専門家でなくてもデータから予測を算出できます。

■特徴・機能

  • 二値分類
  • 多値分類
  • 数値予測(回帰) など

■価格

  • 217,800円〜

あるコールセンターは、入電数を予測する作業に時間がかかっており、月に160〜180時間を要していました。担当者は1ヵ月まるまる予測の仕事をしているような状態です。

しかし、Prediction Oneを導入して予測分析をしたところ工数は15%ほど削減されました。また、予測精度も高く、熟練担当者による予測よりも高い精度を実現しています。

【事例7】T-4OO

出典:T-4OO

T-4OOは、AIによる自動翻訳ツールです。約2,000の翻訳エンジンでさまざまな専門分野に対応しています。

■特徴・機能

  • 分野選択機能
  • プロ仕様の編集機能
  • Web翻訳

■価格

  • 要問い合わせ

ある自動車関連企業は、専門分野に関する情報をグローバルにやりとりするため、自動翻訳の利用が欠かせないとしています。しかし、専門分野における独自の用語や文脈を、正確に翻訳することは困難でした。

そこで、専門分野の翻訳を得意とするT4OOを導入したところ、翻訳の手間と時間を大幅に削減でたそうです。

▼その他にも業務効率化に役立つITツールは下記記事もご参照ください

AIによる業務効率化で失敗しないためのポイント3つ

AIによる業務効率化で失敗しないためのポイントは、下記のとおりです。

  • AIを導入する目的を明確化する
  • AI活用のための人材を配置する
  • どの業務にAIを導入するか見極める

特に、どの業務にAIを導入するか見極めなければ、思ったような効果を感じられない恐れがあります。

闇雲に業務効率化をするのではなく、もっとも効果の高い業務を優先すべきです。そのためには、まず時間管理をして、組織全体で「どの業務に何時間かけているのか」を確認しましょう。

時間管理ツール「TimeCrowd」なら、組織内の業務データを簡単に見える化できます。

データを分析することで、効率化すべき業務を洗い出せます。非効率な業務を見つけ出し、優先順位の高い業務からAIによる業務効率化を検討しましょう。

1ユーザーあたり月額550円から導入が可能で、最初の2週間は無料でご利用いただけるので、ぜひお気軽にお試しください。

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AIによる業務効率化を実現し生産性向上を目指す

AIの開発は加速度的に進み、現代ビジネスにおいて欠かせないツールのひとつとなりました。人手不足が問題視されているなかで少ないリソースでも事業を進めるため、業務効率化は急務といえます。

営業や人事などさまざまな業務でAIによる効率化は可能なため、紹介した事例を参考に導入を検討してみてください。まずは非効率な業務を洗い出してAIを導入し、生産性の向上を目指しましょう。

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