「タスクが多すぎてどれから手をつけたらいいかわからない」
「タスクに追われているうちに大事な仕事を忘れてしまった」
タスク管理アプリをうまく活用することで、このような事態を防ぐことができます。
本記事では、おすすめのタスク管理アプリをご紹介いたします。
▼タスク管理の意味や重要性について確認したい方は下記記事もあわせて参考にしてください
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目次
タスク管理アプリとは
タスク管理アプリとは、個人またはチームの業務をタスクとして管理し、生産性向上を図るためのアプリケーションです。タスク管理ツール、業務管理ツールなどと呼ばれることも多いです。
タスク管理アプリには、以下のような種類があります。
- カンバン(付箋のような形でタスク管理するシステム)
- ガントチャート/カレンダー
- 業務時間管理・分析
- チャット・ミーティング機能
それぞれのツールによって機能はさまざまですが、どれもタスク管理をする上で重要な機能ばかりです。
社内の課題に合わせて、適正な機能のついたタスク管理ツールを選ぶようにしましょう。
ビジネス/プライベートで使えるタスク管理アプリのおすすめ15選を比較(無料版あり)
タスク管理アプリには様々な種類があり、それぞれのツールにどのような違いがあるかわからないことが多いかと思います。
そこで、ビジネスで使えるタスク管理アプリを15個厳選してご紹介します。
無料プランから使えるタスク管理アプリ7選(ビジネス向け)
まずは、無料プランから使えるタスク管理アプリをご紹介します。
Trello
出典:Trello
- 費用:無料〜(有料プランは1ユーザーあたり月額5ドル〜)
- 特徴:付箋を貼るようなイメージで直感的にタスクを管理できる
Trelloは、付箋のような形のタスクシートを動かすことによってタスク管理ができるツールです。細かくタスクを分けた上で、各タスクの担当者や進捗状況が一目でわかるようになっています。
チーム全員でタスク状況を把握することができる便利なツールですが、個人でタスク整理をするのにも使えるため、チーム・個人のいずれで使用するのにもおすすめのツールです。
Asana
出典:Asana
- 費用:無料〜(有料プランは1ユーザーあたり月額1,200円〜)
- 特徴:使いやすいUIでプロジェクト内のタスクを管理できる
Asanaは、デザインがシンプルで使いやすく、世界中で愛されているタスク管理ツールです。
Google WorkspaceやSlack、Teamsなどの200もの外部サービスとの連携も可能で、そのようなサービスをすでに使用しているチームにおすすめです。
こちらは個人や小規模チームであれば無料で使用することが可能です。有料プランの場合は、使用できる機能がさらに増えるため、より高度な業務管理をしたい場合は有料プランがおすすめになります。複数のプロジェクトに様々なメンバーが参加していて管理しにくい場合や、タスクを共有したい際にはこちらのAsanaがおすすめです。
Stock
出典:Stock
- 費用:無料〜(ビジネスプランは1ユーザーあたり500円/月〜)
- 特徴:チームの情報をストックして、シンプルに業務管理ができる
Stockは、残したい情報をシンプルに残しておくことに特化しているタスク管理アプリです。
「チャットだと流れていき、ファイル管理だと面倒」というタスク管理特有の悩みを解決するツールのため、議事録などの重要な情報もシンプルな形で残すことができます。
Backlog
出典:Backlog
- 費用:30日間無料(以降はプランにより2,970円/月〜)
- 特徴:チームのプロジェクト管理を最適化するタスク管理アプリ
Backlogは、プロジェクト管理に必要な要素を全て詰め込んだプロジェクト管理に特化したタスク管理アプリです。
「ガントチャート」や「カンバン」機能など、さまざまな管理方法があるため、プロジェクトの進捗を多角的に管理できるところが大きなメリットです。スケジュール管理をしっかりと行いたいチームにおすすめのアプリです。
jooto
出典:jooto
- 価格:無料〜(有料プランは1ユーザーあたり417円/月〜)
- 特徴:カンバン方式で気軽にタスク管理できる
jootoはカンバン方式でシンプルにタスク管理ができるツールです。
企業向けに有料プランもありますが、個人利用の場合や4名までなら無料で使用できます。チーム規模にあったプランを検討しましょう。
Notion
出典:Notion
- 費用:無料〜(有料プランは1ユーザーあたり8ドル/月〜)
- 特徴:ドキュメントの作成からナレッジの整理までできる
Notionは、議事録などをまとめて保存できるメモアプリとしてはもちろん、タスク管理としても利用できるツールです。
プロジェクトごとに整理できるため、チームで進捗状況を共有しながらタスクを管理することができます。
また、議事録や重要な書類も一緒に保存できるため、1つのアプリでプロジェクトに関する情報をまとめて確認できる点が特徴です。
タスクワールド
出典:タスクワールド
- 費用:無料〜(有料プランは880円/月〜)
- 特徴:アナリティクス機能付きのプロジェクト管理アプリ
タスクワールドは、業務効率を改善する目的で使用できるタスク管理アプリです。
各タスクに費やした時間を計測したり、タスクの進捗状況をグラフでチェックできたりと、業務進捗を数字で追えるため、業務効率を改善したいチームにぴったりのツールです。
5人までなら無料で使用可能なので、まずは少人数チームから初めて上手に使えるようならチーム規模を広げて使用するのがおすすめです。
個人で使うのにおすすめのタスク管理アプリ8選
todoist
出典:todoist
- 価格:無料〜(有料プランは488円/月〜)
- 特徴:個人でタスクを簡単に整理できるツール
todoistは、無料でシンプルなチェックリストの形でタスクを管理できるツールです。メールやカレンダー、ファイルを連携することで、タスクをひとまとめに管理することが可能です。
目標設定をした上で、1日、1週間の振り返りができるため、個人でしっかり仕事を進めたいときに便利なツールです。
チームでのビジネス利用も可能で、30日間無料トライアルがあるので、そちらを使ってみるのも良いでしょう。
Google keep
- 価格:無料(法人利用のGoogle Workspaceは680円/月〜)
- 特徴:Googleのシンプルなタスク管理ツール
Google keepは、Google workspaceの1機能で、カンバン方式でタスク管理ができるツールです。
Googleのアカウントを持っていれば誰でも無料で使用できるので、GoogleスプレッドシートなどのGoogleのツールを普段から使用している方におすすめのツールです。
複雑な機能はほとんどなく、シンプルにタスクを整理したいときに使えるツールになります。
Google ToDo リスト
出典:App Store
- 価格:無料
- 特徴:Googleの他ツールと連携してto doリストとしてタスク管理
Google ToDoリストは、Googleが提供するタスク管理アプリで、GoogleカレンダーやGmailと連携し、ToDoリストを作成できるツールです。
Googleカレンダー上でタスクを作成すると自動的にToDoリスト上に反映されるので、カレンダーに予定を入れつつもまとめてタスクをアプリで管理したい方におすすめです。
gTasks
出典:App Store
- 価格:無料
- 特徴:業務全体を見通しながらタスク管理できるアプリ
gTasksは、Google ToDoリストと同じく、GoogleカレンダーやGmailと連携しており、Google上でタスク管理アプリです。
大きな違いとしては、Google ToDoリストはToDoリスト形式で箇条書きのようにタスク管理をするのに対し、gTasksはより細かくタスクを分類し、全体を見通しながらタスク管理ができるアプリです。
様々な部署を横断してタスクがある方や、タスク量が多い方にはGoogle ToDoリストよりもgTaskの方が簡潔に整理しやすいでしょう。
ToDo リスト
出典:App Store
- 価格:無料〜
- 特徴:ビジネス・プライベート両方で利用できるToDoリストタイプのタスク管理アプリ
ToDoリストは、タスクをToDoリスト形式で管理できるアプリで、カレンダー機能もついています。
箇条書きにしてタスクを入力すると、まとめてタスク化してくれる機能もあるため「タスクがたくさんあるけど入力するのも面倒…」という方におすすめです。
シンプルな機能のため、ビジネスだけではなくプライベートでの利用にもおすすめです。
褒め手帳
出典:App Store
- 価格:無料〜
- 特徴:可愛い動物たちが褒めてくれるタスク管理アプリ
褒め手帳は、タスクを完了させるたび、動物たちが褒めてくれる癒し系のタスク管理アプリです。タスクを完了させた回数も動物たちが数えてくれるので、癒されながら達成感を感じることができます。
よくやる業務やたまにしかやらない業務などを分類したり、タスク表示期間を調整したりすることもできるため、ただ癒し系のアプリというだけではなく、タスク管理アプリとしての機能も十分です。
Microsoft To Do
出典:Microsoft
- 価格:無料
- 特徴:本日のto doリストを作成してまとめることができるツール
Microsoft To Doは、Microsoftが提供しているタスク管理ツールです。Microsoftアカウントがあれば全て無料で使用することができます。
タスクを本日の予定に登録することで、トップページにTo doを表示してくれるため、その日のタスクを確実にこなしていきたいときに便利です。
また、タスクの割り当て機能があるため、他の人とタスクを共有し共同作業する際にも使用することができます。
Microsoft エクセル
出典:Microsoft
- 金額:無料〜(法人利用のMicrosoft 365 Business Basicは1ユーザーあたり750円/月〜)
- 特徴:汎用性が高く、独自にカスタマイズして様々な面で活躍する万能ツール
エクセルは、Microsoft Officeのツールの1つです。非常に多くの企業で導入されている汎用ツールで、すでに使用されている方も多いかと思います。
タスク管理専用ツールではないため、そのまますぐに使用することはできませんが、自由にカスタマイズしてタスクを整理したり、分析したりと様々な用途で使用可能です。
ガントチャートのテンプレートなど、便利なテンプレートも多くありますので、それを使ってタスク管理をすると良いでしょう。
▼エクセルを活用してタスク管理を行う方法については下記記事もあわせて参考にしてください
タスク管理アプリと合わせて使いたいツール
タスク管理アプリは、個人・チームのタスクを整理して、円滑に業務を進めるために非常に便利です。
それに加えて、以下のようなツールを使用すると、業務効率化に役立ちます。
TimeCrowd
- 特徴:業務効率を見える化して生産性向上につなげるツール
TimeCrowdは、タスクごとの業務時間を可視化して「どの業務に・どれくらいの時間を使っているのか」を分析できる工数管理ツールです。
先ほど紹介したタスク管理アプリでタスクごとの進捗状況を整理し、TimeCrowdで「どのタスクに・どれくらいの時間を使っているのか」を計測することで、タスクの状況をさまざまな観点から把握することができます。
▼TimeCrowdのレポート画面
また、メンバーごとの時間単価を設定することで、プロジェクトごとにかかった人件費や利益率を算出することもできます。
赤字のプロジェクトがあれば「どこに時間がかかっているのか」を確認して、収支の改善を図ることができるでしょう。
TimeCrowdは累計4,000社以上の企業様にご利用いただいているツールです。
少しでもご興味のある方は下記のサービス資料から、詳細な機能や料金プランをご確認ください。
工数管理ツール「TimeCrowd」の資料をダウンロードタスク管理アプリの選び方のポイント
ここまで、様々なタスク管理アプリをご紹介してきました。
しかしながら、自分に合うものはどれなのか、迷ってしまう方も多いかと思います。
ここでは、タスク管理アプリの選び方のポイントを3つ紹介します。
目的で選ぶ
タスク管理アプリを使いたい!と思った方には、それぞれ目的があるかと思います。
チームの仕事の進捗を管理したいのか、個人の業務の棚卸しをしたいのか、プライベートの予定を管理したいのかなどの目的によって、使う機能の幅も大きく異なってきます。
チームでタスク管理をしたいなら、スケジュール機能やアカウント共有ができる機能がしっかりしているものを、プライベートや個人でのみの利用なら、シンプルなデザインで機能が多すぎないものを使用するようにしましょう。
現場社員が使いやすいものを選ぶ
マネジメントポジションの方の目線で新しいツールを導入したが、現場の社員にとってはむしろ使いにくく、結局定着せず予算が無駄になってしまうということが多々あります。
現場の社員にとって見やすく、使いやすいシンプルなデザインであるのか、余計な機能がつきすぎていないかなどは、本格的に導入する前のトライアル期間で必ず確認するようにしましょう。
投資に合うメリットがあるか再検討する
タスク管理アプリを導入する目的は、主に煩雑化した業務を整理し、業務効率化を進めることかと思います。
しかしながら、タスク管理アプリを導入したことによって混乱が起き、逆に業務効率化が阻害されてしまうケースもあります。
月額料金がかかるツールもありますので、その導入が投資に合うメリットがあるのかを導入前に再検討する必要があります。
実際に業務効率化が進んでいるかの効果測定をするためのツールとして、TimeCrowdのような時間計測ツールも導入するのがおすすめです。
まとめ
当記事では、おすすめのタスク管理アプリについてご紹介してきました。
タスク管理アプリを上手に使って、個人やチームの業務効率化を進めていきましょう。