近年、政府の働き方改革でリモートワークが注目を浴びていますね。ニュースでも、リモートワークの特集が取り上げられることが多くなってきました。
そんな時リモートワークのメリットとしてよく取り上げられるのが、育児に集中できる、育児の時間を大切にできるといった家庭持ちの人寄りの内容です。
とても素晴らしいことだと思いますが、私は独身…。とはいえ、独身の身でも魅力を感じていることがたくさんあります。
リモートワーカーの中には、会社に所属している方やフリーランスの方などさまざまな方がいると思います。今回は会社に所属しているか否かではなく、純粋に独身の私が感じるリモートワークの魅力について紹介します。
独身リモートワーカーが語る3つのメリット
私がリモートワークに転身して、約1年半たちました。その中で感じているリモートワークの魅力は、「働く場所が自由」「時間の節約」「豊かな生活」です。
まず働く場所が自由なのは、とても私には大きな魅力です。自宅はもちろんのこと、カフェや公園、電車のホームまで、どこでも職場になります。そんなどこでもオフィスは、自分の好きな音楽を聴きながら、好きな雑貨を眺めながらなど、好きな職場の環境に作り変えられます。
会社では、自分の私物を持ち込むにも限度やTPOがあり、もちろん音楽を聴きながら仕事なんてできません。しかし、リモートワークの働く環境は自由なのです。そして参考資料が必要なら、書店とカフェが一緒になった施設や図書館の勉強スペースでも、仕事ができます。
また、会社勤めでは難しかった長期間の帰省中でも、ネット環境があれば仕事ができるのです。もっと言えば、海外に移住しても仕事を続けることができます。
私自身、その日の気分で働く場所を変えられるので、気分転換にもなり、常に集中できて仕事がはかどると感じています。また、自分の好きな音楽を聴きながら、ドリンクを飲みながらの作業も仕事がはかどる理由のひとつだと思います。
そして、時間の節約もリモートワークの魅力のひとつ。通勤時間が省かれた分、その分勉強や会食、家事などさまざまなことに時間を使うことができるのです。読書は通勤時間でもできそうですが、私の場合、毎朝の満員電車では、本を広げることもできませんでした。そのため、通勤時間に充てていた時間を読書に当てられることが、とても魅力に感じます。またその時間を利用して、習い事もできます。
最後にリモートワークについて最も魅力に感じているのが、豊かな生活を実現できることです。これは、お金がある生活という意味ではなく、自分の好きな時間を大切にできるという意味です。
私の場合、会社へ出社していた頃は、毎朝7時に家を出て、22時以降に帰る生活でした。その間、食事は片手で食べられるおにぎりやサンドウィッチばかり。家は寝るだけのスペースなので、まったく生活感もなく、観葉植物も枯れてしまう始末…。
リモートワークに切り替えてからは、通勤時間の浮いた時間で植物を育て、三度の食事も好きなものを食べられています。さらに毎日窓から見える景色で、四季を感じ、人間らしい生活ができています。
この生活は当たり前といえば当たり前なのですが、今まで、会社という中で日中ずっと過ごしていたため、とても新鮮です。さまざまなことにアンテナが働き、私のアイデアの素にもなっています。
良い事ばかりではない!?リモートワーク
このブログの中でも、さまざまな視点からリモートワークのメリットとデメリットをお伝えしていますね。やはりリモートワークは、良い点がある反面でデメリットもあります。
社内で一緒に働いているわけではないので、コミュニケーションの齟齬や言葉のニュアンスの取り違いもあります。さらに自宅がメインのオフィスになることで、プライベート空間とワーキングスペースが一緒になり、メリハリがなくなるといった方もいるようです。
しかし、これらのデメリットがあるとしても、私自身はメリットの方を多く感じています。リモートワークに切り替えるか悩んでいる方は、ぜひリモートワークに挑戦してみてくださいね。
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