リモートワークでも健康的な食生活を

リモートワークは通勤せずに働くことができるので、一見メリットがいっぱいあるように思われます。健康面や食事に関しても、勤務時間が定まっていないので、「ジムにいける」「家でできたてのご飯が食べられる」などと思われがちです。

リモートワークを始めた当初は、私もそのように思っていました。ただ仕事が忙しくなってくると、出社型と異なりお昼休憩も自分のタイミングで取ることになるので、ついつい仕事を優先してしまいます。どうしても「ここまでは終わらせよう」「これだけは午前中に終わらせないと、今日のタスクが終わらない」という考えに駆られます。その結果、食事のリズムが乱れてしまうことも。

今回はそんな経験と私が取り組んでみた改善策をお伝えしたいと思います。

仕事>食事に陥った過去

リモートワークでは仕事のコア時間も自分で決めることができます。時間管理さえしっかりできれば、日々のタスク量に応じて、好きな時に好きな場所で仕事をすることができます。また通勤時間がない分、仕事の納品に影響がなければ仕事前にジムにいったりすることもできるし、好きなところでランチしたりすることも可能です。これらはリモートワークの大きなメリットです。

私も最初の頃は「子どもと一緒に家で仕事できるなんて幸せすぎる」と考えていました。ただ仕事が忙しくなってくると、そんな優雅な考えは徐々に無くなりました。

忙しくなったからといって、仕事を片付けるスピードを急に速くできるわけではありません。日々追われている感覚に駆られ、仕事>子ども>食事や家事・その他という優先順位になり、日によっては昼食を食べる時間もなく、気がつけば夕方なんて日もでてくるようになりました。

恐ろしいですが身体も昼食を取らないようになると、食べない環境に慣れてしまうんですね。お昼になっても、そこまでお腹が空かなくなります。

また我が家の収入源は、まだまだ主人の給料がメインです。主人の扶養に入っている状態ということもあり、主人が帰宅するまでには、家事などを終えた状態で待っているようにしています。収入面では支えてもらっているので、ご飯の用意ができていないと心苦しい気持ちになってしまうからです。

そうなると昼間に片付けられなかった仕事は必然的に子どもが寝た後、もしくは翌日に持ち越しになります。食事だけでなく、どんどん悪循環な生活環境に陥ってしまうことになりました。

健康的な食事を取り戻す

仕事優先の生活を送っていると、次第に自分の健康が蝕まれていくように思いました。ライフワークバランスのいい生活を手に入れるためにリモートワークを始めたはずなのに、これではよくないですよね。そんな生活とおさらばするために、最低限気をつけていることをお伝えします。

・お昼ご飯は必ず食べる(一食分を作り置きして冷凍)
・夕食の時間はチャットワークを見ない
・無理に仕事を引き受けない
・睡眠はしっかり取る

恥ずかしいですが、一時期お昼ご飯はお茶漬けやインスタントばかりなんて時もありました。インスタントは楽ですが、身体にはよくありません。続けると肌も身体も、ボロボロになりました。

また無理に仕事を引き受けないことも大切だと思います。リモートワークはお互いの仕事風景が見えない分、無理して引き受けたり相手のリソースが不明な状況で依頼したりしてしまうこともあります。短期戦であれば多少無理することも必要だと思いますが、長くリモートワークで働いていくのであれば無理しすぎると続けていくことが不可能になります。自分自身を一番理解できるのは、本人だと思うので、断る勇気も大切です。

さいごに

最近では時間帯によっては、チャットの確認を後回しにするようにしました。夕食時間は準備時間も含めて携帯を触らないですし、家族団らんの時間もパソコンは触らないことに決めました。触らないと決めたからといって、大して仕事に支障はでていません

今回は食事をピックアップしましたが、リモートワークは自由である分、自分でコントロールしないと私生活が乱れがちです。なぜリモートワークで働くと決めたのかという初心に戻って、健康面も考えながら働きたいと思います。

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