読書ノートが仕事の効率化のカギ!? オススメ読書ノート

みなさんは読んだ書籍の管理をどのようにしていますか?私は、小説、ビジネス本含めて月々10冊ほどの本を読んでいます。次から次へと読んでいると、さも自分の血肉になったかのように感じますが、実際のところ、数ヶ月前に読んだ本のタイトルすらうろ覚え。内容にいたっては、正直ほとんど覚えておりません。

そんな状況を脱するべく、さまざまなツールを使用して、思考錯誤しつつたどり着いた私の読書ノートについて紹介します。

働き方改革ができる読書ノート

読書ノートと聞くと、読書感想文のようなものをイメージする方もいるかもしれませんが、私の読書ノートは本の内容を要約したもの。そして、気になる部分、活用したい部分、心に残った部分を書き込むものです。

読んだ内容を記憶にとどめるのでなく、記録することで、考えを整理するためのツールとして活用しています。

特にビジネス書には、働き方改革や業務改善のヒントがたくさん盛り込まれています。けれども書籍を読んでいる時に「あー、これすごく良い内容!」と思っても、次の日には、ほとんどの内容を忘れてしまうことも。

私たちの記憶は実に頼りないもので、1時間後は55%、そして1日経てば76%も忘れてしまうと言われています。そのため、どんなに書籍の内容に共感しても、翌日には書籍のタイトルさえ思い出せないことがあるのです。

既読か未読かすらあいまいなまま、同じ本を2冊購入する失敗をした方もいるのではないでしょうか。

曖昧な記憶に頼るのではなく、記録に残すことで、いつでも内容を振り返ることができますし、書くという作業を経ることで、考えを深めることもできます。

アプリを使用した読書ノート

まずノートに読書ノートを書いてみましたが、探している内容をすぐに発見できないため断念しました。続いて、iPhoneのメモ帳にためていましたが、整理が上手くいかなかったためこちらも断念。

次に試したのがEvernote。メモ感覚でさまざまな情報をまとめておけるツールです。スクリーンショットを取るように全体を映して記録してくれるので、電子書籍やWebの記事にも最適です。

タグやフォルダでメモを管理できるので、読書した書籍を整理しやすく、探したい情報もすぐに呼び出せます。

カメラ機能などのオプションもついているので、紙の書籍の情報も撮影してノートに貼り付けて整理できます。スマホアプリ、PCアプリのどちらも展開されているので、いつでもどこでも読んだ本の内容をチェックできます。

私の場合、気になるページを写真に撮って、ノートの件名にそのページの簡単な内容を、本文に書籍名と筆者名を書いて、写真付きで保存していました。そして、タグに「働き方」、「整理術」、「ライティング」などをつけておけば、タグから検索できるので、とても便利です。

また電子書籍が好きな方は、やはり電子書籍端末のKindleがオススメです。気になる文章にハイライトをしておくことで、さまざまな文章のハイライトが自動的にリスト化され、パーマリンクまで作れるのです。ワンプッシュでいつでもそのページを読み返す事ができ、i紙の本のような手軽のような手軽さで読書や読書ノート作成ができますよ。

現在の私の読書ノートは、より気に入ったアプリを見つけたので、そちらに移行しています。
それは「瞬間日記」というスマホアプリです。

写真と一緒に140文字の文章が保存できます。またタグも設定できる簡単な日記アプリです。

私の場合、ライティングやSNSの運用もおこなっているので、この140文字は大切な数字です。

例えばツイッターの投稿は140文字に設定されていますが、これはテキスト・メッセージの生みの親でもあるFriedhelm Hillebrand氏が1990年代に行った実験に論拠があるといいます。彼は、まとまった意味を伝えるのにどのくらいの文字数が必要か、タイプライターを使って実験しました。その結果、まとまった意味を伝えるのには160文字で充分であることを発見しました。

その後の調査で、葉書に書かれた文章のほとんどが150文字ということもわかりました。そんな経緯から、Twitterなどでは140文字が使われるようになったそうです。

私自身、SNSで伝えたいことを要約する練習もかねて、このアプリ「瞬間日記」を読書ノートにしています。

タグもさまざまつけられるので、「仕事術」「会話術」などのキーワードのタグと一緒に記録しています。写真も複数添付することができ、書籍名や筆者名は写真で残しています。

ぜひ、読書ノートで、読書で身に着けた内容を、もっともっと活用してくださいね。

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