仕事の進め方が上手い方とそうでない方の違い

リモートワークで働くようになって1年と少しがたちました。最近は週1回、子連れコワーキングを利用しながら日々仕事をしています。1年前と比べると仕事量も想像できなかったほど増え、仕事に育児にと充実した日々を送れるようになりました。
しかし、ふと気がつくと「あれ?もう金曜日?」と、時間がすぎる速さに圧倒されます。1日も短く感じるようになり、朝からバタバタと子どもにご飯をあげて、旦那を送り出して、洗濯して、Eテレのおかあさんといっしょが始まるとパソコンにスイッチを入れて、子どもの相手をしながら作業して…「あれ、もう夕方?」なんて日もあります。あっという間に過ぎていく毎日にびっくりしながら、「時間管理全然できてない…」と感じることがとても多くなりました。

時間管理、作業を進めるのが下手な私

以前にこちらのブログでも書きましたが、私はいつも1日のタスク・スケジュール管理、効率などを考えて作業しているつもりです。しかしあくまでも、考えて作業していると私が思っているだけなので、「いやいや以前より忙しくなったのだから、時間に追われるのは当たり前」「新しい作業は時間がかかっても仕方ないし」と、実際は時間管理ができていないことに対して都合のよい言い訳を考え、仕方ないと思っていました。

ただこれらはすべて言い訳です。単にやっているつもりになっているだけでした。「何をどうしたらいいんだろう…」と考え、タスク管理以外に時間がかかっている内容を書き出してみました。

  • マニュアル確認(始めて取り組む仕事の場合)
  • チャットワークなどのメール返信・確認
  • 作業指示
  • 子どもの相手(最近は泣いている時などの緊急時のみ)

その他にも少し恥ずかしいですが、ついつい子どもとビデオを一緒に見てしまうなど、時間を無駄にしていることが分かりました。
その中でも特に時間がかかっていたのが、メール返信・確認作業でした。メール受信の通知があるたびに確認していると、その都度作業をストップさせてしまいます。しかも、メール返信の内容を遡らないと把握できないものもあります。都度メールを打つ時間と遡って確認する時間を取っていては、とても効率がいいとはいえません。メール返信は1時間ごとにするなど時間を区切り、確認する頻度を減らすことにしました。

仕事を進めるのが上手い方

仕事をする上でさまざまなタイプの方がいらっしゃると思いますが、下記のことができるようになると自分自身のコア業務に集中できるようになると感じます。

  • 優先順位のつけ方が上手い
  • 人の使い方が上手い
  • 頭の中で作業イメージができている
  • 上手く手抜きできる

さらに部下や上司クライアントに対しても、自分が仕事を進めやすいように自分の状況を伝え、何ができて何ができないかを共有し相談できるような環境を整えている方は、時間管理もできて仕事もスケジュール通りに進められるのではないでしょうか?

例えば私の場合、9:00~17:00が対応時間です。ただ金曜日は子連れコワーキングを利用していることもあり、話しにくい場所で作業しています。そのため、この時間帯は電話やビデオチャットだと対応しづらい環境です。
リモートワークでは、相手がどういった環境で作業しているか全く分かりません。私のように電話しにくい場所かもしれないし、時差があるかもしれない。はたまた日中は別の仕事があり、パラレルワークで働いているかもしれません。
しかし自分から状況を発信したり、何ができて何ができないかを共有したり相談したりすることで働く環境を整備することができます。クライアントに対してもただの御用聞きになるのではなく、お互い対等な立場で仕事を進めていくために、働く環境を整えることは必要だと思います。

さいごに

自分にできることできないことを把握して、時には人に頼ったりお願いしたりすることだって必要だと思います。分からないときはずっと悩むのではなく、質問することで作業スピードを上げることもできるでしょう。
ただどんな仕事も毎日全力で取り組める力があればいいですが、それでは身体がもちません。毎日気持ちよくストレスを溜めずに働くために、ワークライフバランスを考えることも大切なのではないでしょうか。

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