企業の人材ニーズを柔軟に満たしながら、個人のステージや希望に合った成長機会をつくり出し、「これからの企業と個人の新しい結びつき方」を提供されている株式会社ナラティブベース。今回は代表取締役の江頭春可様にお話しを伺いました。
ナラティブベース様は業務改善事業・BPO事業や組織運営コンサルティング・変革支援、Webマーケティング支援などを通して、様々な領域の支援をプロジェクト型で行われています。
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タイムチャージ型の契約の増加に伴い、稼働記録管理の煩雑さ解消や見積もり工数の振り返りのために、工数管理ツール「TimeCrowd」を導入していただきました。
その結果、スプレッドシートでの管理の煩雑さが解消され、見積もり工数の精度も向上し顧客との信頼関係にも繋げていただいています。
今回は、江頭様にTimeCrowdを導入していただいた背景やその効果について伺いました。タイムチャージ型の業務に関わる企業様に限らず、工数管理の煩雑さにお困りの企業様はぜひ参考にしてみてください。
■プロフィール
江頭春可様
代表取締役
■TimeCrowd導入前の課題
- スプレッドシートでの稼働記録管理が案件の増加に伴い難しくなっていた
- 稼働の波があるプロジェクトに対して適切な工数予測が立てづらかった
■TimeCrowd導入後の効果
- タイムチャージの記録を統一的に管理できるようになり、スプレッドシートの煩雑さが解消された
- 見積もり工数の正確性を確認できるようになり、業務改善に繋げられるようになった
目次
スプレッドシートでの稼働時間の管理の限界が見えた
──最初に貴社の事業内容について教えてください。
弊社は、様々なスキルを持つフリーランスが約40名メンバーとして在籍しており、業務改善やBPO、チームビルディング、Webマーケティング等における支援をプロジェクト型で行っている会社です。それぞれの支援内容に適したメンバーでチームを組みお客様の支援をしています。
──工数管理ツールを導入したきっかけを教えていただけますでしょうか?
きっかけとしてはタイムチャージ型の契約を始めたことでした。始めた当初はスプレッドシートで記録をメンバーそれぞれがつけて、稼働時間を管理していました。
しかし、契約数の増加に伴いスプレッドシートでの運用に限界が見えてきたこともあり、より効率的で精度の高い管理方法を探し始めました。
ツールに求めていたこととしては「タイムチャージ型の契約の請求の証拠となるもの」「見積もり工数の振り返りができるもの」「メンバー自身のポートフォリオとなるもの」という3つがあり、それらを実現したいと考えていました。
どう使うかまで伴走してくれたTimeCrowdを導入
──数ある工数管理ツールのなかで、TimeCrowdを選んだ理由を教えてください。
実はそれ以前にも先ほどお話しした、メンバー自身が個人のポートフォリオとして、時間の使い方を振り返ることができたらいいなという観点で、いくつか工数管理ツールを試したことがありました。ですが、あまり弊社のやりたいこととマッチするものが見つからず断念したことがありました。
そこから数年経ち、改めて工数管理ツールを探す訳ですが、単に記録をするだけじゃなく、どう使うかというところに寄り添って提案いただいたり、弊社として使いたい形に持っていくことを一緒に考えてもらえたところが大きな決め手となりました。
また、弊社の要望に対して過去に同じような使い方をされている実績があったということも後押しになりました。
見積もり工数の予測精度が向上し、顧客の信頼もアップ
──TimeCrowdを導入した結果、どのようなメリットを感じていますか?
まず、元々課題にしていたスプレッドシートでの運用の煩雑さから解放されたことはよかったなと感じています。毎月行う各プロジェクトの工数確認があるのですが、その部分だけでも月に6時間程度の時間を削減することができました。
それ以外にも、チームの稼働の波が見られるようになったのはとてもありがたいですね。プロジェクトによっては順調に進んでいるようで、月末にリソースが足りなくなるということもこれまでは起こりやすかったんです。ですが、TimeCrowdではグラフでチームの稼働状況が見られるので、今のところは余裕があるけど、月末に波がくるからリソースが足りなくなるかもしれない、というような予測が立てやすくなりました。
そういった部分はお客様との信頼にも繋がる部分なので、とても助かっています。
※上記レポートはイメージです。実際のレポートではございません。
──今後の活用方法について教えてください。
ツールに求めるものとして挙げていた「タイムチャージ型の契約の請求の証拠となるもの」「見積もり工数の振り返りができるもの」の2つは運用としてもクリアできていると思っていて、「メンバー自身のポートフォリオとなるもの」という部分がまだ社内で浸透しきっていないので、改めて自分の時間の使い方を見える化することで、「意外とここに時間を使っていたんだ」「もっとこういう時間を増やそう」という振り返りができるようにしていけたらと思っています。
タイムチャージ型のみならず、あらゆる企業におすすめ
──TimeCrowdはどのような企業様におすすめでしょうか?
タイムチャージ型の業務をされている企業様にはぜひおすすめですね。
あとは例えばセールスの方だったら売り上げで貢献度がわかりやすいですが、貢献度がわかりにくい部署の方にも光を当てることができたりするようにも思うので、そういった意味では業種職種問わないかもしれませんね。
編集後記
ナラティブベース様のようにタイムチャージ型の契約をされている企業様では、時間管理や見積もり工数の正確さが顧客との信頼関係にも繋がります。また、多様な働き方を実現するという点でも「生きた時間を増やす」ために運用に寄り添ったカスタマイズも提供可能なTimeCrowdは大変ご好評いただいています。
TimeCrowdでは、タスクの開始時と終了時にワンクリックで打刻をするだけで、簡単に工数データを入力できます。また、カレンダーアプリ(Google・Outlook)と連携することで、予定していたスケジュールをもとに自動で打刻することも可能です。
また「誰が・どのプロジェクトに・どれくらい時間をかけているのか」を正確に確認できるため、担当者ごとに作業時間を算出して、作業時間の指標作成や業務標準化に役立てることもできます。
累計5,500社以上での導入実績をもとに、各社にあわせた最適なご提案をいたします。少しでもご興味のある企業様は、下記のサービス資料から詳細な機能や利用手順についてご確認ください。
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