みなさんは、仕事のスケジュール管理やタスク管理をどのようなツールで行っていますか?
最近は、便利なデジタルツールがたくさんありますよね。
しかし、日々の予定や細々としたタスク管理は、手帳などに書いてアナログで管理する方がやりやすいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、スケジュール管理やタスク管理におすすめの「バレットジャーナル」を紹介したいと思います!
バレットジャーナルで理想の手帳が作れる!
手帳はアナログ派という人にとって、毎年の手帳選びは一大イベントですよね。
手帳の中身の構成は、人それぞれ好みがあると思います。たとえば、ウィークリー欄は広めがいいという人や、1日1ページがいいという人など好みは様々です。
私は1日1ページ手帳を毎年使っているのですが、
- 手帳が分厚い
- せっかく1日1ページあるのに何も書かないという日もあり、もったいない
- 1日1ページ手帳は種類が少ないので、好みのデザインの手帳を探すのが大変
と毎年少し不満を抱えながら使っていました。
そんな中、バレットジャーナルという管理システムを知り、この方法こそ、私の不満をすべて解消できる最強の手帳術だと感じました!早速、以下でバレットジャーナルについて説明していきます。
バレットジャーナルとは?
バレットジャーナルとは、ニューヨークに在住のデジタルプロダクトデザイナーのライダー・キャロルさんが考案した手帳術で、スケジュール&タスク管理に効果的な方法です。
バレットジャーナルでスケジュール&タスク管理をするためには、市販の手帳は使いません。自分の好きなノートを用意し、自分で必要な情報を書き込み、手帳を作っていきます。
バレットジャーナルの基本的な構成は、以下の4つです。
- インデックス(目次)
- フューチャーログ(1年分の予定)
- マンスリーログ(月間の予定管理)
- デイリーログ(1日の予定・タスクを管理)
今回は、この中でも日々の仕事のタスク管理で活用頻度が高く、バレットジャーナルの要であるデイリーログの書き方を紹介します。
そもそも、バレットジャーナルの「バレット」とは、箇条書きの頭につける「・」のことです。
タスクを箇条書きする際に、「Key」と呼ばれる記号を付けていくことで、タスクの進捗がわかるようになっています。
バレットジャーナルの公式サイトの日本語訳も掲載している、「わたしのバレットジャーナル」というサイトに、Keyがわかりやすく紹介されています。
・ …やること/タスク:どんなタスクでも、まずは「・」で書き留めます。
X …完了:タスクが完了したら、「X」記号を付けます。
> …移動:タスクが完了しなかったら、「>」記号を付けて、次のデイリーログやマンスリーログへ移動させます。
< …将来の予定に入れる:未来の特定の日にやるべきタスクは、「<」記号を付けてフューチャーログに記入します。(引用:わたしのバレットジャーナル)
このような記号を使ってタスクを記入すると、以下のように記録することができます。
(例)
・排水口を掃除する
・数学の宿題をする
X食材を買う
X靴を磨く
Xおこづかいの値上げを頼む
>郵便物の受け取り
<動物病院へ行く(9月16日)(引用:わたしのバレットジャーナル)
上記のようにKeyを使って箇条書きすることで、一目でタスクの進捗がわかるようになります。ぜひ、仕事のタスク管理にも使ってみてください。
バレットジャーナルのメリット
バレットジャーナルは、先述の4つの基本的な構成(インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログ)だけでなく、仕事のアイデアのメモなど、自分の記録したい情報を全て一冊のノートに残すことができます。
また、ページの端にページ番号を書いてから記録することがバレットジャーナルのルールなので、インデックスを見れば、どの情報がどこに記載されているのか探すのも簡単です。
バレットジャーナルをプライベートで使うなら、デイリーログには日記を書いたり、見たい映画リスト、気になるお店リストのページを作っておいてもいいですね。
さらにバレットジャーナルの最大のメリットは、1日あたりの書くスペースが制限されていないことです。書くことがない日は空白でいいですし、1日1ページでは足りないくらいタスクや書きたいことが多い日は、1ページ以上使うことも可能です。
また、ページの半分で記入が終わった次の日は、その続きから書き始めれば残りのスペースも無駄になりません。
さいごに
市販の手帳でタスク管理を行っていると、日によっては膨大なタスクを欄に書ききれないということもありましたが、バレットジャーナルを使えば、記入スペースの制限もなくタスクも一目瞭然です。
また、毎年膨大な時間をかけて手帳選びをしていたにも関わらず、不満を抱えて手帳を使い続けていた私にとって、カスタマイズできるバレットジャーナルはとても魅力的です。
仕事にもプライベートにもおすすめのバレットジャーナル、皆さんもぜひ試してみてください!