請求金額の見直しで売上20%アップを実現。TimeCrowdを活用した損益管理の方法とは

バックオフィス支援事業を中心にビジネス展開を進めるSORA株式会社。
代表取締役の遠藤様は「毎月の請求金額が稼働時間に対して適しているのか」を正確に把握できていないことに課題意識を感じていました。

そこで、案件ごとの稼働時間を把握できる「TimeCrowd」の導入を決意。請求金額を見直すことで、導入後の売上は約20%増加したそうです。

今回は遠藤様にTimeCrowd導入に関する背景や効果などについてお伺いしました。これから導入を検討する企業様はぜひ参考にしてください。

■プロフィール

遠藤 敏史(えんどう・としふみ)様

SORA株式会社・代表取締役。複数の外資系税理士法人にて勤務を経た後、2016年8月にSORA株式会社を設立。中小企業やスタートアップ企業のバックオフィス業務を中心に支援を手掛けている。

TimeCrowd導入前の課題

  • 「稼働時間に対して請求金額が適切なのか」正確に把握できていなかった
  • テレワークの影響でスタッフの業務状況を把握できなかった

TimeCrowd導入後の効果

  • 顧客ごとの人件費が把握でき、手を打つべき顧客が明確に。導入後には売上が20%増加した
  • スタッフの業務状況が把握できたので、時間の使い方についてフィードバックができた

「稼働時間に対して適切な請求ができているのか」を確認したかった

──最初に貴社の事業内容について教えてください。

SORA株式会社では中小企業やスタートアップ企業に対して、バックオフィス業務の最適化(無人化)を実現するためのサービスを展開しています。

また、社内にはファイナンスの専門家も在籍するため、M&Aアドバイザリー業務や経営コンサルティング業務なども手掛けています。顧客数は全体で100社以上。なかでもバックオフィス支援事業では50社ほどの企業と取引をしております。

──バックオフィス支援事業にてTimeCrowdを活用していると伺いました。導入したきっかけを教えていただけますでしょうか?

導入のきっかけは、取引先企業への請求金額が稼働時間と見合っているのかを確認するためです。

もともと弊社では月に1回のペースで、請求金額について確認を行っていました。
しかし稼働時間に対するデータが存在しないため、正確な分析ができず、なかには「稼働時間に対して請求金額が少ない」という案件も多々ありました。

また、テレワークの影響からスタッフの稼働状況を確認するのも難しく……。
解決方法を模索していたところ、偶然TimeCrowdに出会い、案件ごとの損益管理が実現できました。

──最近では、貴社のように損益管理の目的からTimeCrowdを導入するケースが増えてきました。

そうなんですね。特に弊社の場合は、中小企業やスタートアップ企業の顧客が多いので「できるだけ顧客に負担かけない」という意思があります。

我々は顧客の固定費ではなく、あくまで変動費として携わりたいんですよね。そのためにも、適切な請求金額を設定する環境づくりが必須だと感じていました。

導入後は売上が20%アップ。スタッフの業務可視化も実現できた

──TimeCrowdの導入後、どのような成果を実感されていますでしょうか?

実績ベースでは、導入前後で売上が20%ほど上がりました。
もちろん顧客数の増加など、他の要因も十分に考えられますが、稼働時間に対して適切な請求を行えたことで、売上のボトムアップに繋がったと感じています。

しかし、闇雲に請求金額を上げたわけではありません。
「なぜ時間がかかったのか?」を、スタッフが打刻したTimeCrowdのデータをもとに分析しています。

もちろん弊社都合で時間をかけていた場合、追加請求は行いません。
また、仮に顧客都合で時間がかかった場合でも、一時的なものであれば追加請求を行わないケースもあります。顧客とは長期的な関係を築きたいので、ケースバイケースで対応していますね。

──いずれにしても、TimeCrowdを導入したことで請求金額に対する納得感が高まったということですね。

そうですね。また、TimeCrowdを導入したことで「誰が・どの案件に・どれほど時間をかけているのか」をリアルタイムで確認できるようになりました。レポート画面のデータをもとに、時間の使い方についてフィードバックをすることで、スタッフの業務効率も高められていると感じます。

 

▼参考:レポート画面では「顧客ごとの人件費」が一覧化されている

──TimeCrowdの利用満足度はいかがでしょうか?

かなり費用対効果の高いツールではないでしょうか。シンプルで使いやすく、利用中に不便を感じたこともありません。

我々の商品価値は“時間”に置き換えられると考えています。社内のスタッフには「時間を意識した働き方をしてほしい」と常々伝えておりましたが、TimeCrowdの導入でその実現に一歩近づいていると感じますね。

TimeCrowdは時間単位でサービス提供をする企業におすすめ

──TimeCrowdはどのような企業におすすめでしょうか?

コンサルティング業務や受託業務など、時間単位でサービスを提供する企業様におすすめです。請求金額に対する納得感も高まりますし、何よりも時間を測ることでスタッフが目の前の業務に集中するというメリットもあります。

スタッフ全員が何に時間を使っているのか、全体感を俯瞰することは企業成長に欠かせません。少しでも興味のある企業様はぜひ活用してみてください。

編集後記

顧客の業務支援を行っている場合、案件ごとの損益管理が重要です。必要以上に時間をかけていれば、稼働時間や業務効率を見直す必要がありますし、一方で時間をかけれていなければ顧客へのサポートを見直す必要があります。

TimeCrowdを導入すれば案件ごとの稼働時間をチェックできますし、該当案件に関して担当者が行った業務まで特定が可能です。また、チームやユーザーごとに単価を設定すれば該当期間の人件費まで算出することができます。

大手人材企業から法律事務所まで2,000社以上の企業様でご活用いただいていますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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