パーソルテンプスタッフ株式会社のBPOサービス「Remote Tasker」のフレキシブルワークを支える工数管理とは

人材派遣やアウトソーシングなど人材・仕事に関するあらゆるソリューションを提供されているパーソルテンプスタッフ株式会社。今回はフレキシブルワーク事業推進部部長の古澤一樹様にお話を伺いました。

フレキシブルワーク事業推進部が展開されているオンラインアウトソーシングサービス『Remote Tasker(リモートタスカー)』事業にて、TimeCrowdをご利用いただいております。

『Remote Tasker』は、企業の業務を適切なスキルを持つ人材に委託し、進捗や品質をパーソルテンプスタッフ株式会社の担当社員であるコンシェルジュが窓口となって行う、フルリモート対応の業務代行サービスです。セキュリティも安心な環境が整備されており、企業とスタッフを「距離を超えてつなぐ」という世界観の実現を目指すサービスです。

※サービス詳細はこちらから

これまでExcelでの工数管理に取り組まれていましたが、記録修正状況の可視化・分析を行うために、工数管理ツール「TimeCrowd」を導入していただきました。

その結果、誰がどのくらい働いているかやクライアント毎の工数も可視化することができました。また、可視化できたデータを元に業務の標準化や適切なアサイン管理にもつなげられているようです。

今回は、古澤様にTimeCrowdを導入していただいた背景やその効果について伺いました。BPO領域に限らず、業務改善やBPR(※1)に取り組まれている企業様はぜひ参考にしてみてください。

※1 BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング):業務を行うためのプロセスを根本的に考え直し再構築して、業務改革を行うこと

■プロフィール


古澤 一樹様
フレキシブルワーク事業推進部 部長

■TimeCrowd導入前の課題

  • 誰がどれくらい働いているかがわからず業務の標準化ができなかった
  • 多様な仕事の依頼に対して誰にどの案件を任せるかのアサイン管理が難しかった

■TimeCrowd導入後の効果

  • 集計した記録修正状況を分析し、業務改善に繋げられるようになった
  • クライアント毎の工数を可視化できるようになった

正確な工数管理が必要不可欠だった

──最初に貴社の事業内容について教えてください。

弊社では2024年4月よりオンラインアウトソーシングサービス『Remote Tasker(リモートタスカー)』を開始しました。

本サービスは、企業からさまざまな業務をお預かりしてフルリモートではたらきたい登録スタッフや個人事業主に采配し、企業の経営課題の解決と個人の多様なはたらき方の実現をサポートするサービスとなっています。

──工数管理ツールを導入したきっかけを教えていただけますでしょうか?

元々は誰がどれくらい働いたかという、記録の修正状況に関する工数管理をExcelで行っていました。ですが、その方法だと「誰がどれくらい働いたかがよくわからない」「様々な仕事の依頼が来る中で、誰にどうやって仕事をアサインしていけば良いか」という点に課題を感じていました。

正確な工数管理ができていることは、お客様との信頼関係にも関わる非常に重要な要素の一つです。今後オンラインアシスタント事業のスケールアップを目指す中で、これらの課題を早急に解決する必要があり、ツールの導入を検討し始めました。

複雑な工数管理も可能なTimeCrowdを導入

──数ある工数管理ツールのなかで、TimeCrowdを選んだ理由を教えてください。

私たちがやろうとしている仕事って、まだまだ世の中にたくさんあるものではないんですね。具体的にいうと、お客様から多岐に渡る仕事をお預かりしているので、仕事にあわせて業務を設計したり人をアサインしたりする必要があるため、工数管理も複雑で型化して効率化するということが難しい状況でした。

そういう状況だったのでいくつかツールを検討しましたが、なかなか私たちの業務にフィットするツールに出会えませんでした。

そんな中TimeCrowdは、複雑な工数管理も正確に行うことができて、カスタマイズ性も高く弊社の課題にフィットした形での利用ができそうだなと感じました。トライアルも利用させてもらいましたが、機能的にもシンプルで使いやすいという社内からの声もあったのでスムーズに導入できそうなイメージが湧きました。

記録修正状況の可視化ができ、効率化への足がかりに

──TimeCrowdを導入した結果、どのようなメリットを感じていますか?

まだまだ導入したばかりではありますが、誰がどれくらい、またこのクライアントではこのくらいこういうことができている、というようなことがレポート機能で可視化できていて、プロジェクトリーダーやマネジメント層など社内にも共有できているところが良いですね。

※上記レポートはイメージです。実際のレポートではございません。

さらにそこから一歩進み、現在やっていることとしては、同じタスクを複数人が行った場合のそれぞれのパフォーマンスを計ることで作業時間の指標を作ったり、業務の標準化や適切なアサイン管理というところを試しています。

──今後の活用方法について教えてください。

私たちはRemote Taskerというサービスを通じて、業務を整理して少しでも効率化ができるようにしていきたいと考えています。その結果、人手不足の解消や企業の生産性向上にも寄与できると思っています。

そのためにもまず、弊社が効率化を進める必要があります。今は最初のステップとして課題であった「可視化」という領域で利用させていただいているので、今後は可視化できたデータを分析し「効率化」という部分を進めていきたいと考えています。今後の事業の未来を形作る基盤として積極的に活用していきたいです。

BPO事業者やBPRに取り組む企業におすすめのサービス

──TimeCrowdはどのような企業様におすすめでしょうか?

業務工数を管理する必要がある仕事をされている会社様や、弊社同様BPOを行う会社様におすすめです。最近ですとBPRという観点でも誰がどれくらい仕事をしているか、可視化をできることは非常に重要だと思いますので、そういったことを検討されている会社様にも良いかもしれません。

編集後記

パーソルテンプスタッフ様のようにBPO事業に取り組まれる企業様では、正確な工数管理がビジネスに直結するため、シンプルな操作性と業務内容にフィットするカスタマイズ性を持ったTimeCrowdは大変ご好評いただいています。

TimeCrowdでは、タスクの開始時と終了時にワンクリックで打刻をするだけで、簡単に工数データを入力できます。また、カレンダーアプリ(Google・Outlook)と連携することで、予定していたスケジュールをもとに自動で打刻することも可能です。

また「誰が・どのプロジェクトに・どれくらい時間をかけているのか」を正確に確認できるため、担当者ごとに作業時間を算出して、作業時間の指標作成や業務標準化に役立てることもできます。

累計5,500社以上での導入実績をもとに、各社にあわせた最適なご提案をいたします。少しでもご興味のある企業様は、下記のサービス資料から詳細な機能や利用手順についてご確認ください。

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