記事作成フローの改善・顧客ごとの損益管理を同時に実現。未知株式会社の考える時間データのポテンシャルとは

コンテンツマーケティング支援・メディアプラットフォーム事業など、「世のポテンシャルを飛躍させる」べく複数の事業を展開する未知株式会社。同社執行役員でコンテンツマーケティング支援事業の責任者も務める渡部様は「お客様ごとの記事作成の原価を正確に把握できていない」「精度の高い記事作成フローを構築したい」という複数の課題意識をお持ちでした。

そこで、メンバーの業務ごとの工数を記録できる「TimeCrowd」を導入。時間データを活用することで、お客様ごとの損益管理・記事作成のためのフロー管理の精度向上の両方を実現できました。

今回は渡部様にTimeCrowd導入の背景や効果、時間データの活用方法についてお伺いしました。同じような課題を抱えていらっしゃる企業様は、ぜひ参考にしてください。

■プロフィール

渡部 その子(わたべ・そのこ)様

未知株式会社 創業者・執行役員。SEO・広告運用を中心にWebマーケティング全般の業務を経験された後、2017年に未知株式会社を創業し、同社執行役員に就任。コンテンツ編集部を統括しながら、Webコンサルタントとしても活躍の場を広げる。

TimeCrowd導入前の課題

  • お客様ごとの記事作成の実工数がわからず、適切なご提案ができていなかった
  • 記事作成の工程ごとの工数を蓄積することで、業務フローの精度を高めたかった

TimeCrowd導入後の効果

  • お客様ごとの人件費が把握でき、追加提案をすべきお客様が明確になった
  • 記事作成フローの精度を高め、高いレベルのサービスをより多くのお客様に提供できるように

「記事作成の工数に見合ったご提案ができているのか」を把握できる仕組みがほしかった

──最初に貴社の事業内容について教えてください。

未知株式会社ではコンテンツマーケティング支援・メディアプラットフォーム事業など、複数の事業を展開しています。なかでも私が統括しているコンテンツマーケティング支援事業では累計100社以上の企業と取引をしております。

──コンテンツマーケティング支援事業の制作部門にてTimeCrowdを活用していると伺いました。導入したきっかけを教えていただけますでしょうか?

導入のきっかけは、顧客ごとの損益管理を実現したかったからです。
もともと全体での原価は把握していたものの「お客様ごとの1記事あたりの原価」までは見えていない、という状態でした。

そのため、なかには「A社の記事作成、明らかに作成工数がかかりすぎている……」という案件もありました。ただ、お客様ごとに原価を定量的に把握しているわけではないため、適切なご提案ができずにいました。

そこで解決方法を模索していたところ、制作部門のメンバーが個人的に利用していたTimeCrowdを知り、導入することを決めました。

──確かに記事作成のように多くの人が関わる業務フローの場合、正確な原価の把握は難しいですよね。

おっしゃる通りです。弊社のコンテンツマーケティング支援事業では多くの記事作成を行うのですが、記事作成はリサーチ・記事構成・執筆・確認・校正・入稿・画像選定など、細かいプロセスに分かれています。

さらに、各工程を担当するメンバーも異なるという複雑なフローであるため、1記事を作成するための人件費を把握する難易度も高かったです。

──TimeCrowdの導入後、どのような成果を実感されていますでしょうか?

当初の想定どおり、工数がかかりすぎている案件を可視化することができました。

コンテンツマーケティング支援事業を統括するマネージャーがTimeCrowdのレポート画面を定期的にチェックし、追加提案をすべきお客様には営業担当やディレクターを通してご提案を行っています。

TimeCrowdを導入する以前の案件を思い返してみると「あのお客様には、こういう提案をすべきだったなぁ…」と思うこともあり、案件ごとの人件費がひと目で確認できるのは健全な状態だと感じています。

▼参考:TimeCrowdのレポート画面では「顧客ごとの人件費」が一覧化されている

作業工程ごとの時間データを蓄積し、業務プロセスを改善。質の高いコンテンツをより多くのお客様に提供できるように

──元々実現したかった損益管理だけでなく「記事作成のプロセス改善」にもご活用いただいているとお伺いしました。お取り組みについて詳しく教えていただけますでしょうか?

そうなんです。TimeCrowdで記事作成の各工程にかかる時間を蓄積し、1記事を作成するためにかかる工数の見積もり精度を高められています。

もともとTimeCrowdの導入前から、記事作成のシフト管理は行っていました。
ただ、事業拡大に合わせてお客様とメンバーが増えるにつれ、シフト作成にかかる工数や精度に課題が出てきました。

そこでTimeCrowdで計測した時間データを活用し、各工程の見積もり精度を高めるという取り組みを始めました。

記事作成はお客様ごとに記事のテーマや文章量も異なるため、各工程で想定より時間がかかるケースも多いです。
TimeCrowdに記録すればするほどシフトの精度を上げられるので、質の高いコンテンツをより多くのお客様に提供できるようになってきています。シフト作成自体を自動化できたのも、大きな成果でした。

▼参考:記事作成のプロセス・メンバーの勤務時間に合わせたシフト表の例。作業実績を元に「想定工数」の見積もり精度を高めている

──時間データを様々な目的でご活用いただき、とてもうれしく思います!率直に、TimeCrowdの利用満足度はいかがでしょうか?

蓄積した時間データを多くの場面で活用できるため、かなり費用対効果の高いツールだと感じています。シンプルで使いやすく、メンバーにも浸透しています。

現在は制作部門にて損益管理・シフト作成の目的でTimeCrowdを活用していますが、今後は別部門含めた人事評価などにも活用できるのではないかと目論んでいます。短時間で生産性高く成果を出せる人間がカッコいい、という風土を作っていきたいですね。

TimeCrowdは労働集約型の企業におすすめ

──TimeCrowdはどのような企業におすすめでしょうか?

コンサルティング業務や受託制作・開発会社など、メンバーが動くことでサービスを提供する企業様におすすめです。

お客様ごとにかかっている人件費を正しく把握することで、より良いご提案やメンバーの稼働調整といった打ち手を明確にできますし、何よりも日々の時間を測ることでメンバー自身の工数削減へ意識を高めることができました。

会社の財産であるメンバーが「どの業務に」「どれくらいリソースを」投資しているのか、全体感を俯瞰し蓄積することは企業成長において大きな価値だと感じています。少しでも興味のある企業様はぜひ活用してみてください。

編集後記

社内の人的リソースを用いてお客様の支援を行う事業者さまの場合、お客様ごとにどれだけの人件費がかかっているかを把握することが重要です。想定以上に人件費がかかっている場合、リソース調整や追加のご提案を行う必要がありますが、定量的に「何にどれくらい時間がかかっているのか」を示せなければ、意思決定は難しいです。

TimeCrowdを導入することで顧客ごとの稼働時間を正しく記録し、「どんな追加提案をすべきなのか?」「リソース調整を行うとしたら、工程A・工程Bが対象だ」などの打ち手が明確にできます。

また、未知株式会社さまのように時間データは様々な場面でご活用いただけます。ツール導入にあたっての費用対効果の算出・採用すべき人材に任せる業務の把握など、組織や人にまつわる課題の意思決定に広く活用することが可能です。

大手人材企業から法律事務所まで3,500社以上の企業様でご活用いただいていますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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