本記事では、個人で導入できるおすすめのプロジェクト管理(タスク管理)ツールをご紹介いたします。
ツールを導入するメリットや選び方もあわせて解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。
▼「そもそもプロジェクト管理って何…?」という方は、下記記事も参考にしてみてください
目次
個人がプロジェクト管理ツールを導入するメリット
プロジェクト管理ツールを個人が導入するメリットは「タスク管理を効率良く行えること」です。
タスクが少ない、もしくはタスクが個人で完結する場合はノートや付箋などで管理しても何ら問題はありません。しかし、タスクが増えてくると人力の管理ではいつか限界が来ます。ツールを導入して、タスクの抜け漏れを防ぐ仕組みが必要となるでしょう。
また、個人で仕事を行う場合でも複数人が絡んだプロジェクトを進行する機会もありますよね。たとえばフリーランスの編集者として活動している方であれば、取材・ライティング・撮影など、個別の業務を他の個人の方にお願いするときもあるでしょう。
とくに、複数人が絡むプロジェクトにおいては「いま・どのタスクが・どんな状況なのか」を把握しておくことは非常に重要だといえます。プロジェクト管理ツールを導入することでタスクの進捗状況がわかるので、期日どおりに業務を進めることができるでしょう。
【個人導入向け】おすすめのプロジェクト管理ツール
ここでは個人でも導入できる、おすすめのプロジェクト管理ツールをご紹介いたします。
下記2つのパターン別にご紹介するので、ぜひご参考にしてください。
-
- 個人のプロジェクト(タスク)管理に使いたい場合
- 少人数のプロジェクトで使いたい場合
個人のプロジェクト(タスク)管理に使いたい場合
個人のプロジェクト管理におすすめのツールをご紹介いたします。まずはタスク管理機能がメインで搭載されたツールのご紹介です。
Trello
出典:Trello
Trello(トレロ)はタスク情報をまとめたカードを、進捗状況に応じて並び替えて操作するタスク管理ツールです。
直感的に操作ができることから管理にストレスがかからない点が最も大きな特徴だといえます。
無料プランでも10MBまでは利用できるため、個人で利用する範囲内であれば問題なく使えるでしょう。
■料金プラン
- Free:$0(ファイル容量10MB)
- STANDARD:$6.00(ファイル容量250MB)
- PREMIUM:$12.50(ファイル容量5GB)
- ENTERPRISE:$17.50(ファイル容量10GB)
Todoist
出典:Todoist
Todoist(トゥードゥーイスト)は、ボードによるカンバン方式とリスト方式のどちらかで画面を選択することができる、シンプルで分かりやすい作りが特徴のツールです。
連携機能で「時間管理」「音声アシスタント」「カレンダー」などの追加機能を利用できるため、より効率よくプロジェクト管理を行いたい場合におすすめです。
■料金プラン
- 無料:0円
・プロジェクト数5件
・ファイル容量5MB
・行動履歴1週間まで - プロ:1ユーザーあたり月額488円(年間支払の場合)
・プロジェクト数300件
・行動履歴無制限 - ビジネス:1ユーザーあたり月額688円(年間支払の場合)
・プロジェクト数500件
・行動履歴無制限
Microsoft To Do
Microsoft To Do(マイクロソフト トゥードゥー)は、Microsoftが提供するアプリです。プライベートから仕事のタスクまで、幅広い利用が可能です。
タスクを細分化して期日を追加し、リマインダーを設定することで、毎日のタスク管理を円滑に進めることができます。
Microsoftのアカウントでログインできるほか、利用料金は無料です。
■料金プラン
- 無料
Any.do
出典:Any.do
Any.do(エニードゥ)は、タスク管理専用のアプリです。シンプルな操作で使いやすく、あらゆる端末に対応できるツールになってます。
プランは無料版と有料版のみで、それぞれの機能は以下の通りです。
有料版の月額料金は1ユーザーあたり$5となってます。
基本的な操作は無料版で試すことができるため、最初は無料版を使い、使いやすいと感じた時点で有料版に移行するのがおすすめです。
■料金プラン
- Personal:FREE
- Premiumu:1ユーザーあたり月額$3
- Teams:1ユーザーあたり月額$5
少人数のプロジェクトで使いたい場合
個人で導入する場合でも、たとえば少人数のフリーランスチームで業務を回すこともあるでしょう。
その場合は、まずは比較的低価格なサービス、もしくは無料で利用できるツールから導入を検討してみてください。
Brabio!
出典:Brabio!
Brabio!(ブラビオ)は、プロジェクト管理・ガントチャート・スケジュール表を簡単に作成できるツールです。
エクセルでゼロから管理表を作成するのはなかなか難しく、時間もかかってしまうでしょう。Brabio!であれば直感的に、瞬時に作成ができるため手早く管理を始められます。
■料金プラン
- 無料プラン:0円(5人まで)
- プラン10:月額3,300円(10人まで)
- プラン50:月額16,500円(50人まで)
- プラン100:月額33,000円(100人まで)
- プラン300:月額99,000円(300人まで)
いずれのプランもプロジェクト数は無制限です。ストレージ容量は無料プランは50MBまで、有料プランは1GBまで利用できます。
Jooto
出典:Jooto
Jooto(ジョートー)は、カンバン方式のタスク管理・プロジェクト管理ツールで、直感的に使えて利用しやすいレイアウト・デザインが特徴です。
ドラック&ドロップでカンバンを簡単に移動したり、ガントチャートで全体像と進捗が分かるようになってます。
タスクごとに設定したラベルで優先度を把握できるので、優先順位をふまえたうえでタスクに取り組めるようになるでしょう。
■料金プラン
- 無料プラン:0円(4人まで)
・1ファイル上限:10MB
・行動履歴:過去30日分 - スタンダードプラン:1ユーザーあたり月額1,500円(5人まで)
・1ファイル上限:300MB
・行動履歴:過去1年分 - エンタープライズプラン:1ユーザーあたり月額1,300円(5人まで)
・1ファイル上限:1GB
・行動履歴:無制限 - コンサルティングプラン:お問い合わせ(10人まで)
・1ファイル上限:1GB
・行動履歴:無制限
いずれのプランもプロジェクト管理・タスク管理・コミュニケーション機能等を備えています。
Wrike
出典:Wrike
Wrike(ライク)は、世界中約2万社で導入されているプロジェクト管理ツールです。
管理者だけでなくメンバー全員がタスクの進捗を一目で確認できるため、お互いに助け合ったりなど共助の文化が生まれるかもしれません。
■料金プラン
- Free:無料(ストレージ容量2GB)
- Professional:1ユーザーあたり月額$9.80(ストレージ容量5GB)
- Busuiness:1ユーザーあたり月額24.80(ストレージ容量5GB)
- Enterprise:お問い合わせ(ストレージ容量10GB)
- Pinnnacle:お問い合わせ(ストレージ容量15GB)
Freeプランを含めた全プランには、タスクとサブタスクの管理・ボードビュー(カンバン表示)とスプレッドシートビューなどの機能が標準搭載されています。
TeamHack
出典:TeamHack
TeamHack(チームハック)では、タスク管理と情報共有を1つのツールに集約することができます。管理者にとって全体の把握がしやすいツールです。
タスクにメッセージを紐づけることで情報管理の漏れがなく、タイムトラッキング機能でリモート勤務をしているメンバーの作業状況も把握することができます。
■料金プラン
- お試し:0円
・プロジェクト数10件まで
・ストレージ容量1GBまで
・ライセンス管理なし - ビジネス:1ユーザーあたり月額1,320円
・プロジェクト数10件まで
・ストレージ容量10GBまで
・ライセンス管理あり(5ライセンス〜) - フリーランス:1ユーザーあたり月額1,650円
・プロジェクト数無制限
・ストレージ容量10GBまで
・ライセンスう管理あり(1ライセンス〜)
Backlog
出典:Backlog
Backlog(バックログ)では、ガントチャートを活用して進捗状況を可視化できるため、タスクの抜け漏れを解消することができます。
また、タスクの進捗状況をメールやチャットで通知できたり、タスクをさらに細分化させてタスク同士の関係性を把握したりすることも可能です。
スタータープランを含む全プランには、カンバンボー・2段階認証(2FA)・SAML認証・監査ログが基本機能として搭載されています。
基本的には有料となりますが、最初の30日間は無料でご利用いただけるので、操作性が気になった方はぜひお試しください。
■料金プラン
- スタータープラン:2,640円
・ユーザー数30人まで
・プロジェクト数5つまで
・ストレージ容量1GBまで - スタンダードプラン:12,980円
・ユーザー数無制限
・プロジェクト数100まで
・ストレージ容量30GBまで - プレミアプラム:21,780円
・ユーザー数無制限
・プロジェクト数無制限
・ストレージ容量100GBまで - プラチナプラン:55,000円
・ユーザー数無制限
・プロジェクト数無制限
・ストレージ容量無制限
Asana
出典:Asana
Asana(アサナ)は、プロジェクト管理やメンバーのタスク進捗を、ワークロードやレポートを駆使して管理できるツールです。
プロジェクト全体のタスクと、各タスクの担当者・重要度・期間を可視化することで「誰が・いつ・何をするか」を明確に把握することができます。
また、タスクの管理方法はリストビュー・タイムライン・ボードなどさまざまあり、使いやすい形式で管理が可能です。
■料金プラン
- Basic:0円
- Premium:1ユーザーあたり月額1,200円(年間支払の場合)
- Business:1ユーザーあたり月額2,700円(年間支払の場合)
▼その他おすすめのプロジェクト管理ツールの詳細は下記記事もご参照ください
プロジェクト(タスク)ごとの収支管理にはTimeCrowdがおすすめ
TimeCrowdを導入すると「タスクごとに要した時間」を可視化することができます。
操作方法は簡単で、タスクの開始時にワンクリックで打刻をするだけ。これだけで「いつ・何をしたのか」「どのタスクに何時間要したのか」をレポート画面から振り返ることが可能です。
もちろんチームでの導入も可能。チーム内でどのタスクに時間がかかっているのかを確認することができます。
ブラウザ・アプリ・Chrome拡張機能から操作ができるため、インターネット環境さえあればいつでも・どこからでも操作が可能です。
詳しい機能や料金プランにご興味のある方は下記資料よりご確認ください。
時間管理ツール「TimeCrowd」の資料をダウンロード 時間管理ツール「TimeCrowd」を無料で試す個人向けプロジェクト管理関連ツールの選び方
個人向けプロジェクト管理ツールの選び方をご紹介いたします。
既存ツールとの連携が可能か
導入を検討しているプロジェクト管理ツールが、既に導入しているツールとの連携が可能なのかを確認してみましょう。
たとえばツールによっては、チャットツールと連携ができれば、タスクの納期が近づいたときにチャットツール上に通知を送ることも可能です。
既に導入しているツールとの連携ができれば、より効率的にプロジェクト管理を行えるでしょう。
操作性が高いか
使いづらく、業務に支障が出るようであれば、ツールが形骸化してしまう可能性もあります。
視覚的に使いやすく、直感的な操作ができるものを選びましょう。
無料トライアル期間のあるツールであれば、まずは操作性を確認したうえで導入することをおすすめします。
無料または低価格で使えるか
プロジェクト管理ツールを個人で使うのであれば、無料もしくは低価格のものから選ぶのがおすすめです。
低価格なツールでも必要最低限の機能が備えられていれば何ら問題はありません。むしろ必要以上の機能があるツールやプランだと、機能を持て余してしまい、多分に費用をかけてしまう懸念もあります。
導入当初は低価格プランや無料ツールで試してみて、さらに機能を充実させたい場合には有料プランや他のツールへの移行を検討してみると良いでしょう。
▼無料で使えるプロジェクト管理ツールは下記記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください